ヒロイック・エイジ 第22話「死の契約」

 ユニラテラリズムの否定でいいのかな?。
 かといってマルチラテラリズムの肯定って感じでもないような気が。銀の種族は金の種族の力とやらにやたら拘っていたが、それは求めていくものではなくて作り上げていくものではないのか?。未来とか可能性とかがその“力”なのかな?と、ふと頭をよぎったが、そもそもそれは概念的に力とは違うものだろうし、やたら口にしている言葉なのでそれは違うだろうと。ただ、この時点では“黄金の種族の力”を手に入れることなり見極めをつけることってのが最終目的となっているようなので、結末を待て!ということなんだろう。
 大分この作品の目指しているものがわかりかけてはきたのだが、まだまだ隠されていることは多いわな。抽象的なものだからわかりにくい…ってだけかもしれませんが。
 カルキノスの死はいろんな感想サイトさんで目にしてしまって個人的にはネタばれだったんだけど、死が劇的に演出されているわけでもなく、実際に視聴してみるとがっかりはしなかった。まぁあと一ヶ月なわけで、ここらへんでなんらかの生贄が物語的に必要だったのだろうと。