いやぁ、もう驚きの連続。
志倉千代丸がんHKで語っていた通りの怒涛の展開。もちろんOPの歌詞も（2番に）変わっていた。紅莉栖を犠牲にしたからその思いを踏みにじってまで世界を壊したくない、数十億の人命なんてどうでもいゝが紅莉栖を助けるために全力を尽くすなど、理念を具体的なものに落とし込んでいて感動せざるを得ない。やれ差別は良くないだの言われてもピンと来ないんだよな。紅莉栖の死の真相も「そうくるか」と思ったんだけど、これ、よく考えたらおかしくね？と思わなくも無い。
何度繰り返しても結果は同じとかいうおかりんを張っ叩くまゆしーも納得だ。何度も繰り返して変わった結果がいま生きて目の前にいるまゆしーなわけで、おかりんは嫌でもその現実を受け入れざるを得ないだろ。相変わらず技巧的なのではあるが、これだけ小気味良く繋がってくれると、こちらは感心するしかない。あ〜、あと、時間を制するものが世界を支配するってのも面白かったな。そりゃタイムマシンがあれば好き放題できちゃうよ。
さて、謎賭けがなされたな。「過去を変えずに結果を変えろ」。過去をなかったことにしちゃったら、同じことの繰り返しであるというのも面白い視点。タイムマシンネタとしてゞはなく、一般性のある問題としても提起されてる。それはさておき、結構悩まされちゃったな。視聴してから外出したんだけど、その道中でようやっと掴みかけたような気がする。確かにおかりんが紅莉栖の死を見ちゃわないと、その死を乗り越える決心はしないよなというのもさておき、まづ、おかりんが紅莉栖が死んでいると思い込まなければならないこと、人の死は絶対だから倒れていた紅莉栖は実は替え玉なり人形なりの身代わりで、実は死んでなかったことにするんじゃないかと思いついた。今までが時間を遡るというSF設定バリバリの力勝負だったんで、なんかそういうトリック紛いのことでいゝのか？と思わなくも無いが、まぁ自分のこの予想が正しいという確証もないし、予想をした上で結果をワクワクしながら待つというのも乙なもの。というかこういうヒキだと次回が凄く楽しみだわな。
