あさっての方向。 第3話「あたらしい生活」

 この、朴・念・仁。
 大人が子供になり、子供が大人になるという入れ替えただ一点のみが不自然なのに、なんと自然なことなのか。なんつーか、嫌味なところも凄く腑に落ちてキャラ自体には嫌悪感を感じない。過去をちょっとづつ明かしているだけなんだけど、展開の仕方が上手いのか、どんどん世界が開けていくような感覚を感じる。視聴感も終わりになるにしたがって感情が昂ぶってくるのは絶妙なコントロールなんだろう。
 なんか今期始まった作品の中では一番の出来と思ってしまうのだが。