びんちょうタン 第8話「むすんでひらいてびん」

 次回は本当に最終回なんだろうか?。
 びんちょうタンなんて備長炭をタンの語呂だけで萌えキャラ化しただけなのに、ただのキャラクター展開だけに留まらずストーリー性まで与えるのはなぜか?と考えつつ視聴。そして早速捨て犬でありふれたエピソードであざとさ炸裂!とか胡散臭さを感じてしまいました。
 出会い時の犬の性格付けは鼻につくんだけど、茶碗代金が不足するにもかかわらず身銭を切って食い物を与える描写、代金が不足しているのが(たぶん)わかっているだろうに軒先で恨めしそうに見る描写*1、アカギレの手をじっと見つめる描写、犬の名前を一般的なものではなく棄民を想起させるものにする描写、役所に子供専用の雇用窓口がわざわざ用意されているという描写、そして、「職に就いていず、学校機関に所属もしていず、そして就労に向けた具体的な動きをしていない」わけでもないびんちょうタンが黙々と働く描写。なんかを象徴していると思えてしまうのはダメ?。
 しかもパンツ選びでキャラクターに惹かれる*2描写、ぷかシューという現実味のない娯楽作品に惹かれる描写なんかが痛々しさを引き立てていると、これまた思えてしまうのですよ。

*1:店主にいらぬ詮索をされるオマケ付き

*2:柄に費用が付加されている