びんちょうタン 第6話「夜のおつとめびん」

 なんだかもう絵ぐらいしか見るところがなくなってきたっていうか。
 20型カラーテレビが最新型であるような時代なわけね。和尚の説教がなんか押し付けがましく感じてしまいましたよ。そしてそのとおりにするびんちょうタンがなんか憐れに。プリントパンツの件も今回の街頭テレビの件もそうだけど、あの時代のメンタリティーがなんか馬鹿にされているような気がして複雑な思いです。かといって美しく取り繕われるのもウソ臭いですし。びんちょうタンが素直なだけによけい哀愁をさそうっていうか。
 けっしてあの時代を持ち上げるわけではないってのが抑制が効いていて態度的には悪くないんだけど、だからといってシニカルにとりあげられてもなぁ。スタッフはそういう感じを視聴者に伝えたいor共有したいわけ?。絵にかなりの手間がかかっているだけに謎は深まるばかり。