女神のカフェテラス#18

 ギャグ担当のエピソード決着回。ボケたら全快はありえないんだけど、認知症ではなかったという話なのかな。主人公の祖父と祖母が結婚してたのを知らなかったようなので、前回予測した、祖母を頼って孫を託したという線はなくなったとみてよさそう。そうなると、構造としてヒロインたちの祖母が主人公の祖母に託したというのではなく、偶然に流れ着いたということになるけど、主人公の祖母はなんのかんのいってヒロインズたちから祖母のことを聞きだしていたかもしれんけど、それもよくわからんな。
 うーん、正直ヒロインズの主人公争奪戦とかえちえち描写とかより、そのへんのつながりの構造あたりが気になるんだけど、原作の連載は続いているらしいし、そのへんなかなかまだ明かされてない感じなのかね…。早く答えが知りたくもあり、早く答え合わせがされるのも無粋と感じてしまうし、そのへんちょっともどかしい。

デリコス#1

 演劇メインのコンテンツからアニメ展開。なんか不思議な感じ。普通漫画やラノベがコンテンツの上流にあって、そのヒット作からドラマ化やアニメ化が今までの流れで、そこに2.5次元と称して演劇が絡むというトレンドだと思うんだけど、演劇が最上流とは…。
 話的には男だけによる子育てモノで、今までも類似作品がたくさんあるわけだけど、なんつーか、子育てに関する作品としてはこれまた「夫婦などの男女が協力して子育て」ではなく「女が子育てを放棄して男に丸投げ」というフォーマットなので正直まじめに付き合うのもなんだかなぁといったところ。キャラデザからしてもおおきなおねえさんむけだし、そういう女に都合のよいストーリーになっていることはほぼ間違いないとは思うんで、前評判はいいようだけど、途中で見切るかも。異世界ゆるりみたいな子育てのオイシイところだけ拾ってるのではなく、子育てのしんどいところも描きそうでそのへんは期待してもいいのかも…だけど、大きな構造で見るべきところがありそうもないんで…。

ハズレ枠#6

 (異世界の)人類最強の敵と対峙する話。諏訪部強キャラが使い捨てにされるというちょっとした驚き。クライマックスに突入するまでは、再会するまでこの物語が続いてくれるんだろうか…とか長尺ならともかくどうせ1クールだろうしとかちょっとナメてたら…。
 最初の内は苦労する展開だったけど、スキルアップしてからは即死チートのように向かうところ敵なしなので構造は似てるかも。ただ、それがダメかと言われたら、即死チートでも述べた通り、途中の障害でもたもた話をされても、どうせ大枠では時間稼ぎでしかないから、サクサク話を進めてもらってオッケーではあるので、そのへんはなんとも。現代日本新自由主義(という名の、既得権益層による庶民への苛烈な搾取)に染まってる状況だし、欲望が剥き出しになる描写も現状を活写してるし、そのなかで筋を通す意味を問うとか基本的には好みではあるので、楽しみにしてはいるんだけどストーリーは若干単調かも。