天使つき#10
夏休みに入って交友を深めるの巻。友達とは何ぞやというのを言語化しないといけないのは昨今大流行の発達障害向けのように感じてなんかクドかった。まぁ別に雪女がそういうタイプの勘違い系陰キャであって、そういうキャラなんですよというだけの話なのかもしれないけど、(友達が何かわからないというテーマの作品は昔もあったので)クライマックス付近だからな…。いやまぁ天使ちゃんを初めとして人外キャラは総じてどこか関係性がオカシイという描写ではあるので、陰キャも十人十色という話なのかな。
ただ、これが本題というのも早計のような気はするので、このアニメシリーズとしての大きな主張を楽しみに待つしかないのかも。
怪獣8号#8
主人公が候補生から正式採用される話。うーん、それなりにリアリティというか、「っぽさ」を追求してる割にストーリー自体はご都合主義なのでそのアンバランスがどうにもきになってしまってる。
ただ、自分には怪獣要素が何のメタファーかということを掴めないでいるわけなんだけど、それはそれで置いといて、この作品って今回の宴会だとか戦闘中の連携だとか信頼関係だとか、目的集団としての団結とか関係性を描くことがメインなのかなと思ってみたり。なんか今のところそういう関係性以外の要素は全部枝葉末節なのでは?と思い始めてる。
死神坊ちゃん#33
ラスボス戦で一旦撤退、プランBで再度出撃する話。主人公側とラスボスがお互いの要求を押し付け合ってる間はどうあっても話は平行線にならざるを得ないんで、これ、どーすんの?と思ったら、結局主人公の祖父が媒介になるっぽい。でもそれって、祖父とラスボスの関係性に主人公が絡んでいなかったらどうあがいても和解はムリってことだよね…。
もうちょっと主人公とラスボスとの関係性が着実に積み上げられていくのかもと思ってたから、そういう初期条件と人の心が読めるというチート能力あってのことなので、なんつーか、和解のためにお互い歩み寄る努力なんてあんまり重視されてなくてこれはいいのか?とちょっと思ってしまう。