のんびり農家#9

 取引業者と輸送業者を抱えるの巻。ちょっとずつでも国の発展の方向性は変わらんのね…。とはいえ、麻雀描写とかのんびり要素もありはするけど…。
 フラウレムって誰?と思ったら魔族側の貴族っぽい人の娘か…。なんか自分もうどのアニメでもキャラの名前を覚えようとしてないんだけど、この作品だと実際覚えきれないし、メイン以外のキャラが数度出たぐらいでホント誰かわからん。で、ついに次は戦争なのかな。どうでもいい理由で矛を収める気もするけど…。
 しかしますます春秋戦国期の中国みたいやな。賢明な王のもとには優秀な人材が次々と集まって国は発展するってやつ。でも問題は、その王が死んだらどーなるの?って話。だいたいが後継者争いだとか大臣同士の内紛で衰退していくのが常なんだよなー。

砂糖林檎#9

 砂糖菓子職人になるための挑戦に再び…なのだが、妨害を受けるだけ受けてしまって…の巻。いろいろちゃんと考えられていて矛盾自体はあまり感じられないんだけど、主人公が窮地に陥るシチュエーションづくりでここまでやるか…みたいな感覚でなんかシラケてしまった。このエピソードも終わってみればいろいろ納得するのだろうけど、そこかしこにエクスキューズが転がっていて、ストーリーラインが自然に流れる感じがしないのは惜しい。わざと違和感を目立たせて視聴者に考えさせるきっかけを作る…というのも手法ではあるんだけど、数が多いな…みたいな。

ツンリゼ#9

 なんか悪役令嬢がむやみにやる気を出す話。あと高校生側も色ボケしてて決戦前にしては浮かれすぎやし、そういう油断が危機を招くという提示?。
 前回長々と述べた通り、悪役令嬢は自分で自分を抑圧してた…、いうなれば敵は自分自身なのであってという話だと自分は思ってるから、いかにも悪は外からやってくるから倒すぞーと意気軒昂なのは的外れやし、しかしそのへん作者がそういう方向性なのかどうかはわからん。なんか今となっては王太子と心を通じあわせてるみたいやし、問題は解決しちゃってるのではという可能性が考えられはするんだけど、それではお話にならないのでさすがにそれはないやろとしか。
 高校生カップルが望むご都合主義的展開と、物語としてあるべき姿みたいなのとの相克…みたいな展開だとまだ楽しめる要素が残っていそうだけども、文学作品に限らず、各種表現というものは一度世に出てしまったら作者の意図がどんなものであろうと受け手の解釈にゆだねるしかない…みたいな話もあって、しかも原作者が思いもしなかった表現を受け手が読み取ってくれるという話もあり、
note.kishidanami.com
魚拓
 作品が一度作者の手を離れたらもう戻ってこない…とかそういう話になるかというとそういうのとも違うような気もするしなぁ。