あだしま#10

 2年制になり人間関係の組み換えが起こるとかそういう話。あんま深く考えてないんだけど、今回言われてたように、人や物に執着しないしまむらは、おそらくずかずか踏み込んでくる人間はつかれるとかそんなのかも。なんのかんのいって安達のことを思い出すのはそのへんの距離感がしまむらにとってちょうどよかったことを再確認する機会だったということか。知らんけど。
 前回しまむらの名前が「島村抱月」と電光掲示板に流れてて、あー、これペンネームかと思っていたら、
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 なんと本当にキャラの名前だったという。さすがに初期設定で名前を考えてなかったということはないんだろうけど、連載が早期に打ち切られることにでもなったら、名前は明かさずに物語を閉じるつもりだったのかねぇ。
 冷静に考えるとかなり他愛のない話なんだけど、割と退屈しないで視聴していられるのは、他のアニメにあるようなやたら絆を強調する物語でなく、そこそこ人間関係の移り変わりのリアリティが感じられるからなのかな。いや、これにリアリティがあるとかそういう話でもなくって、というか、淡々と移り変わっていく人間関係を描くというほどでもなく、安達のようなイレギュラーを噛ませて彩りを添えつつ、パーソナルスペースについていろいろ提示してみましたってところからなのかも。しまむらのあり方を見てると、「君子之交淡如水、小人之交甘如醴」が思い浮かんでくるんだよな。しまむらは当然君子のほう。
 あーあと、緑髪の子がなんで肉屋に入り浸ってるのか種明かしがされてた。あだしまペアもそうだが、息苦しくてガス抜きしてる方、させてる方っつー構図なんだろうねぇ。樽見もなんかあったんだろうなとは思うが、それが明かされるのかどうか。

アサルトリリィ#10

 結梨編その後の巻。正直こんなに丁寧に話をとじるとは思ってなかった。というか、公式ページ見たらアニメ版では一切触れられない次号予告がそこそこ丁寧にされてるのね。っつーか、公式ページに狂想曲と銘打っており、確かに多彩なキャラが入り乱れる様子はその通りなのだが、やはりそれら多様性を内包する共同体の物語なんだなという思いを強くした次第。梨璃をハブとして色んな思いが収斂していく様子はUnus pro omnibus, omnes pro unoの一つの形になってると思うのだが、共同体の一つの理想形ではある。あとは生と死との対比かな。今回は死からの再生とかそんなテーマが埋められてそう。
 しかしあと2話なんだな。惜しいとは思いつつも、この作品ドラマというよりはポエムに近いと思っているので、ダラダラ続けても仕方がないとは言える。

魔女旅#10

 サヤのお使いの続き。今回のエピソードでニケの正体にイレイナは気付いたようだが、薬の効果もあってか素直に自分を振り返ってこれからのことを整理してまた旅立つという流れ。イレイナの成長モノとしてはよく出来ていたのだが、盗賊団の処理がそれはそれはもう雑で、何でこれだけ手を抜いたのか意図を図りかねる感じだった。街の人やサヤ姉妹が薬の効果で本質を露わにするところから、あーそういやフランたちもこの街で素直になったんだっけからのイレイナの解脱具合への流れがスムースで、そこは確かに良く出来ているとは思ったんだが。
 可愛い子には旅をさせよとは昔の日本で言われてたことだと思うのだが、今や日本で廃れてしまってるのはなんとも感慨深い。自分が高校大学の頃までは欧米の若者だけでなく日本の若者も世界に目を向けるということに希望を持っていた時代だったと思うが、不登校を皮切りに、ネトゲ、ひきこもりと内向的になり、そんな世相の中、コミュニケーション能力なんて発達のしようがなく、それが重要視される内実はオレオレ詐欺に代表される「いかに人を騙して支配下に置くか」というマウンティング合戦に成り果ててる始末。ニケの、計算高いようでその実大雑把という手綱さばきが今や懐かしい。


’艦これE-2クリア。

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 先週末あたりに輸送ゲージは割ってた。四回なのだが、三回で割るのはおそらくほぼムリなのでストレートと言ってよいかと思う。で、E-4が開放されて、そこに欧州艦はほぼ使わないだろうから攻略を開始することにした。ルート解放に三回。戦力ゲージは削りはストレート、ゲージ破壊は初回T不利引いてA敗北、二回目でクリア。ぜかましさんとこ参考だが、ちなみにリシュ、矢矧、ジャビ、パースはサブ艦、三隈、摩耶は牧場艦。Z1はメインだが、いちおうLv99のサブ改がある。ゲージ割ったらJ茄子が落ちた。これが捨てるに捨てられない。母港枠に苦労する。ゲージ破壊編成時のみ道中決戦支援を入れたが、ぜかましさんとこの解説通りあまり支援の必要性は無い印象。ボスマスは先制雷撃の本数プラス、決戦支援で数隻落ちてくれるだけでもありがたいので、旗艦のみキラでもそれなりに意味があると思うが、道中はそれほど必要ない感じ。
 いちおうシェフィールド掘りをしてからE3に取り組むつもり。というかシェフィールドが落ちれば牧場艦の三隈を引き換えに捨てられるから母港枠が一つ節約できるのだ。明石も二隻ドロしたが、結局二隻ともカンカン。初めっから泥してなければそんなもんかで済む話なのに、わざわざ泥してしまうからもったいないと感じてしまう不条理。
 甲と乙にそれほど報酬の差はないんだけど、Lv30台の三隈を入れていても道中ワンパン大破させられることもなかったし、ボスマスの随伴を叩き割ってくれてたから、特攻艦が用意できないって話でもなければ乙以下でクリアする意味をあまり感じない。旗艦撃沈は大井の連撃だったからジャービスすら要らない。ならビス子、ロシア組、イタ重、イタ軽がいたらE3も十分って話のようだし、おそらく特攻艦の被りには悩まないで攻略できると思う。