ランウェイ#10

 もうちょっとダラダラ準備の描写をするのかもと思っていたんだけど、1クールものらしいし、こんなものなのかな。せっかくなので、おかっぱくんと千雪のペアリングで仕事をするエピソードを見たかったのだけども、そのへん次期があればってことだろうが、ただ、このクールの勢いを次でも維持できるか?というとちょっと難しいような気はする。あまりに人気が出て要望でも上がるとか板が売れると2期が制作されるのだろうが、今の所そんな雰囲気はあまり感じない。今回はおかっぱくんの勝負するメインのライバル?が心と綾野の二人いるのだが、ここでおかっぱくんを最初に持ってきますか…とも思うんだが、心を勝たせるというミッションがあるとでもいうのならここでおかっぱくんを勝たせるのではなく、次に期待しましょう的な奨励賞って位置づけなんだろうか?。
 前回ちょっと気になっていたのが、おかっぱくんの文化資本の部分、貧乏だとどうしても芸術方面の経験を積めないので、そのへんデザインだけでなく、音楽文学など多岐にわたるそういう文化資本はカネ持ちにはかなわない部分がどうしてもでてくるので、そのへんの差をどう表現するのかなといったこと。トップバッターに近い順番なので、そのへんは次回以降お楽しみといったところだが、やはり気になるところではある。ただ、昔と違って今はネット環境が充実してるんで、それこそ本作のあこがれのステージであるパリコレの動画は貧乏人でも動画越しで触れることができるので、そのへん昔よりは良くなっているはず。さすがによっぽどの金持ちでもなければそういうファッションショーにカネ持ちの子弟といえどもそう何度も何度も鑑賞できるはずもないので、そのへんのビハインドは薄め。ただ、今回のテーマに各国の意匠を取り上げていたんで、おかっぱくん、割と多方面からの知識を意識的に吸収してるというエクスキューズのようにも見える。まぁデザイナーを目指すと決めているのだから、そのへん知恵は回ってるということか。
 今回のショーを見て思ったのは、やはり服飾もストーリーを売る商売なんだなということ。今回のこのショーが、テーマを与えてデザイナーに自己表現をさせる場なんだから当たり前っちゃぁ当たり前ではあるんだが、普段着ならともかく、おしゃれ着なら確かに消費者も物語性を買うのかなと思ってちょっと得心した次第。
 あとはおかっぱくんがモデルに自分の服を着てもらうのを感謝するような態度だとか、作中でも言われてた通りモデルが喜んで着ると魅力も底上げされるんだろうなとか、そのへんの相互相補的な関係性とかこの作品のテーマに沿っていてほっこりさせられる。しかしまぁ展開的に視聴者をびっくりさせる要素はできるだけ後にとっとくだろうから、おそらくおかっぱくんの先行逃げ切りはないと思うとちょっと残念な気がしないでもない。

艦これ、冬イベ?クリア。

 先週のうちに、あとは最終ゲージを割るだけにしておいた…というか最終ゲージが割れる気がしなかったので、友軍艦隊まで待っていたわけなのだが、なんとかクリアしてしまった。っつーか、運営またやったのかといったところ。クリアの閾値が上がって運要素が強められてるというアレ。
f:id:corydalis:20200314085035p:plain
 編成はコレ。先週とりあえずゲージ割試すだけ試してみるかと編成したのは機動部隊編成で、伊勢のかわりに瑞鶴もしくは翔鶴、速吸のかわりに日進を使ってた。で、友軍実装直後にも機動部隊編成でやってたのだが、最初とその次にボスまで到着して以降、6連続だか大破撤退が続いたので水上部隊に切り替えた。いつもどおりほぼぜかましさんとこ参考だが、とはいえ、基地航空隊のうち1部隊は道中に割いたし、対潜担当も置いた。そうなると、ほぼ編成は、第一艦隊が長陸奥空母秋津洲補給艦は固定になるし、第二艦隊は特攻艦に対空であとらんらんを入れたら、あまりぜかましさんとこをみなくてもほぼ一意的に決まってしまうような気がしないでもない。
 ただ、機動部隊でも水上部隊でも、ボスに到着してもあまり敵の数が減ってくれない。攻略サイトさんが早々とクリアして提示していた編成案の大半が、基地航空隊を2部隊ともボスマスに集中なのも理屈ではわかる。とはいえ、道中対策を重視しても、その道中で大破撤退が続くし、道中を軽視してボス対策を重視しても、ではボスマスに到着すれば楽になるか?といえばそんなことはないので、あちらを立てればこちらが立たずというのではなく、どちらも対策ができないというのが正直なところ。自分、先週にゲージ破壊編成に取り組んでいたときは、「こりゃ友軍がなければ自分にはクリア無理だ」と思って、てっきりミニイベだから友軍ないだろう、こりゃあきらめなくちゃならんだろうなと半ば諦めていたから、直後に友軍が実装されるとアナウンスがあって、ほらやっぱりそうだと納得した次第。
 ただ、友軍はボスマスで昼戦が終わってからなので、結局昼戦で第二艦隊がボロボロにされてしまったら、友軍が来たとしても打撃力が壊滅してクリアできないという状況には変わりがない。なので、上級者が道中対潜を捨てて基地航空隊をボスマスに集中させるのもわかる。とにかくボスマスの最初で敵の数が減ってくれると、こちらの被害がすくなくなって打撃力が維持されるし、残った敵に攻撃を集中できるので、そりゃ数減らしが有効なのは理屈ではわかるんだよな。ただ、道中対策をしなければ、ボスマスに到着した段階で、こちらが半壊してる可能性が高いんで、そりゃバーターでしょという。結局道中対策しないのであれば、出撃を繰り返してこちらが壊滅しないでボスマスに到着するのを繰り返すってだけの話で、やはり「それってゲーム性じゃなくて作業の繰り返しだよね」としか思えない。出撃のたびに戦闘を観察して試行錯誤を繰り返し、クリアが容易になるように編成をリファインするというのではなく、もうほぼ理想的な王道編成が決まっていて、あとはちょっとやそっと工夫したところでその工夫がクリアにつながるわけではなくって、その編成で出撃を繰り返すだけなんだから、正直こうだと決めた手があったら、あとは自動で繰り返してほしいぐらいに思ってしまう。
 さて、今回クリアしたのは敷波の魚CI。上記編成を見た人は「え?なんで敷波?」と思うだろうが、アレ。こんな書き方をしたらもうピンときた人もいるだろうが…。

f:id:corydalis:20200314091438j:plainf:id:corydalis:20200314091432j:plain
 到着時は速吸のみが中破。だいたい打撃艦が1~2隻中破してることが多いからこれはラッキーな部類。基地航空隊で三隻沈んでるのも、決戦支援でさらに二隻沈んでるのもありえないぐらいラッキー。
f:id:corydalis:20200314091825j:plainf:id:corydalis:20200314091833j:plainf:id:corydalis:20200314091840j:plainf:id:corydalis:20200314091847j:plain
 反航で「終わった」と思ったのだが、運良く陸奥タッチが発動してネ改を沈め、ボスに一撃入り、ヌ改を一隻沈める。ネ改が沈むのを初めて見た。
f:id:corydalis:20200314092405j:plain
 閉幕雷撃。これで第二艦隊は鳥海以外ほぼ無傷、敵の第二艦隊壊滅、敵第一艦隊三隻撃沈なのだから、ラッキーにもほどがある。これが基地航空隊1部隊なのだから、今までボス着してありえないぐらいの幸運としか言いようがない。
f:id:corydalis:20200314092832j:plainf:id:corydalis:20200314092825j:plain
 パースまでの攻撃は、まぁわかるーって感じだが、ロイテルちゃんの攻撃、わかるー…いやわかりません。今まで来てくれた友軍でも、J級のカットインで与ダメ20とか30とかいっぱいありましたので。
f:id:corydalis:20200314093001j:plainf:id:corydalis:20200314093007j:plain
 で、なぜかカットイン祭り。最上がなぜかエイムをボスに。これで大破。
f:id:corydalis:20200314093049j:plainf:id:corydalis:20200314093055j:plain
 三隈はボスではなかったが、それでも随伴を大破。
f:id:corydalis:20200314093224j:plainf:id:corydalis:20200314093231j:plain
 で、敷波CI。終わり。
f:id:corydalis:20200314093446j:plainf:id:corydalis:20200314093451j:plain
 北上の連撃でS勝利だったから、敷波のCIがボスに飛ばなくてもボスの残りHP6だったし、おそらく終わっていたとは思うが、それでも友軍総掛かりがなければクリアは出来ていなかったかも。


 あーあと、基地航空隊ボス向けは攻二熟64攻で制空とってません。制空取るためには対潜無視して基地航空隊を割り振るか赤城を烈風箱にするしかなくって、赤城烈風箱なら赤城攻撃力DOWN,伊勢UPだと微妙な感じ。長陸奥の電探を偵察機に替えて弾着もできるが、そのへんは好みかなぁ。長陸奥の穴にタービンは機動部隊編成から変えてなかった。機銃かバルジがよいかも。ボス到着率は三割ほどだったと思う。


 巷の下馬評では、来週実装される沖波改二に鬼特攻がついてくるかもだとか、友軍にもう1段階強力なのが実装されて難易度がさらに下がるかもとの予想が出ているが、少なくとも現段階ではそこそこ装備改修していても、ユニットがLv99程度のユーザーは切り捨てんばかりのバランス調整だと思う。鳥海筑摩に増設穴貫通してないが、あとらんらんを入れてるせいか空襲で損壊することはなかったし、ここに機銃を入れてもPT対策には貢献しないだろうからそんなにクリティカルな弱点だとも思えない。だが、水上部隊にしてもPTマスでの損傷はかなりあったし、ボス前マスのヌ級で大破や中破も結構させられたから、撤退や損傷状態でのボス着が当たり前だし、ボス着しても基地航空隊や決戦支援も仕事をすることが稀だったので、ホント正直なところ友軍CI除いても運の良さが重なった末のクリアとしか思えない。昔はこんな無茶なバランス調整は年に一回か二年に一回ぐらいで、大体が勝ち筋が見えるようなものだったから、やたらユーザーに厳しい態度になってると思う。