ラーメン大好き小泉さん 第12話

 行き当たりばったりで途中下車っておまゆう。
 最終回ということでラーメンの紹介よりはキャラ同士の絡み多め。名古屋のラーメンって確かにそんなに聞かないな。特徴的なのはラーメン自体よりラーメンフォークの方だったり、ベトコンラーメンのほうが印象深かったり。
 ドラマ部分に期待もしてなかったし、その部分は普通にコメディで尺が長い回以外は邪魔することもなくて必要十分。はっきり言ってドラマ部分に注力されると困るからこれで正解だと思う。
 で、いろんなラーメンの知識が得られて個人的には満足。最初ちょっといろんなラーメンを紹介して、それに関してアクセス可能ってところがオヤっと感じたのだけども、それも一度把握してしまえばこのスタイルで十分。結局足を伸ばして食いに行けるならそれもまた一興だが、コストがゝゝりすぎるので、別件で旅行に行ったついでに行くのは十分可能。それに関してはどうも大阪名古屋編は駅からそう遠くない店を紹介しているというのも配慮なんだろう。ご当地ラーメンのインスタントも、ご当地のインスタントラーメンも安く試食できる時代だし、なんとはなればその店が(冷蔵便など)通信販売をやってることもあり、そのへんは時代が進んだなぁというのは初期に述べたとおり。
 インスタントラーメンのアレンヂもあって自作派にも配慮していたが、そういやラーメンの麺を手打ちするところからはやってなかったな。これも今の時代だとHBと製麺マシンで家庭で本格的に手打ちしようと思えばできる時代になってる。DPZでは手打ち麺を使って各自10分かなんかの時間制限を作って自作ラーメン特集をやってたのを最近見たが、そういう手軽さもラーメンの特徴かね。そういう手作りラーメンの回も原作にもしかしたらあるのかもしれないが、そのへんまではわかんない。
 まぁそんなわけで、ラーメンに興味があって、自分のようにそんなにラーメンの種類に詳しくない人はそれなりに楽しめるってところだろう。ドラマ部分はモロ萌えアニメフォーマットなのでこういうテイストが鼻につく人もいるだろうが、パンチラがないだけでもかなりターゲット層は広めに作られているんじゃなかろうか。あと個人的にはOPやEDがなかなかのお気に入りだった。映像もそこそこキレがあって回ごとの変化はなくても何気に楽しみだったという。