だがしかし 第12話

 ハッカ飴、うまいのに。
 うーん、最終回ということでちょっと示唆的なほのめかしで〆なんだけど、あんまりお似合いでないというか。原作がダラダラ続くスタイルらしいので、本来ならそうすべきなんだろう。キャラメルもドロップも菓子ではあるが、自分的には駄菓子には分類しないなぁ。
 自分的には知らない駄菓子、というか幼少期に見知っていた駄菓子は少数で、結構新しいものが多いのにビックリ。そもそもうまい棒からして学齢期にはなかったもんな。で、この作品はどちらかというと、昔食べたことのある商品を懐かしむというか振り返るというのが正しい視聴スタイルのように思える。やはり食べたことのない駄菓子を出されても置いてけぼり感は拭えない。そのへんは原作者の体験に由来するからこれは自分に合う合わないで評価するのはかわいそうというか。起源について薀蓄を語られても、ふーんと感心はするがやはり喰ったことのある駄菓子について懐かしむ要素にはかなわないといったところ。話としてはふくらませようがないので、あまり厳しいことを言ってもなんだなぁ。