なんのかんのいってギャル子は全編を通じてちゃんと主人公してたよな。
オタ子とギャル子(お嬢)の馴れ初めのエピソード。いやまぁ不可はないんだけど、特筆すべきこともないというか、むしろ特筆すべきことが無い出来だから日常描写としてはこれでオッケーなんだろうなという普通の感想。最終回にこれを持ってくるという必然性は、今までの描写が人間関係について十分に説明しているか?と言われると微妙なところだが、最終回だしそんなことも言ってられないわなとは思う。今まで視聴してきてみてそれぞれのエピソードはまぁそんなこともあるわなという範疇を出ないし、そのへん無難だとは思うんだけど、いわゆるサザエさん今ドキの若者編といった趣なんで、突き抜けたところはないにしろちょっと12話で終わるのはかなりもったいない気はした。ヘンな話、飽きるまで日常エピソードを描写して視聴者としてもうおなか一杯ぐらいの影響を与えてから終わったらよいのでは?ぐらいには思うが、スポンサーというか、そのへん業界事情からすると限界ではあるんだろう。
繰り返しになってしまうが、なにか突き抜けたところはないにしろ、逆にそういうところを評価してもうちょっと見続けていたいなというぐらいには思った。これで終わってしまうのはちょっともったいない感じ。
