イチジク酒を漬ける。

 ペルセウス座流星群を見ているときに、自分の庭に植えているイチジクのあたりでゴソゴソ音がした。おそらくイチジクの実がなっていて、それを狸だかハクビシンだかゞ喰いに来てるのかなと思ってた。で、今朝見てみると結構なっていて、それを収穫。

 ざるにとってみると結構ある。ブラックベリーも収穫。イチジクもブラックベリーも手間要らず。

 これを水洗いしてキッチンペーパーで水分を拭き取るのだが、もう熟れに熟れてしまっていて柔らかく、蜜が滲み出ている状態。あまりゴシゴシ擦ることはせず、水に流しながら指で撫でるようにし、水分を拭き取る。あと、ヘタにあたる軸の部分を切り取る。

 果実酒用のビンを買ってきて、大体イチジク1㎏、ホワイトリカー35度数のを1800mℓ、氷砂糖を350gぐらい放り込む。
 イチジクは下に詰める際、浮き上がらないようにちょっと押し込む感じ。氷砂糖は上から降りかけて、そこにホワイトリカーを静かに注ぐ。イチジクが浮き上がると抽出速度が上がって白濁するのを防ぐつもりだが、そうするのが正しいか、そして白濁防止に役立つのかはわからない。
 ホワイトリカーは大体1200円〜1300円ほどした。ちょっと高いと感じる。そのへん税金との兼ね合いもあるだろうからこれ以上安いのはおそらくないのだろう。氷砂糖も1㎏400円近くした。普通の砂糖なら半額以下なので、なんかもったいない。

 夕方に作業して、これが大体6時間後のもの。ぱっと見砂糖が全部解けてしまっているように見える。夏だから気温も高く、家の中の涼しいところに置くべきだが涼しいところはないのでせめて光の当らないところに置いた結果。熟成させて飲み始められるのは三ヵ月後。実はあまり酒は好きではないのだが、イチジクの品種もちょっとめずらしいものらしいので、ためしに作ってみた。