ヤマノススメ セカンドシーズン 第11話

 結局あの外国人を登場させた意味はなんだったんだろ?。
 ひなたルートでの富士山の頂上の様子とあおいルートでのウジウジモードの二本立て。高山病は下界に下りると、上でのしんどさがウソのようによくなるらしいが、あおいのどんよりとした気分が晴れないことを強調するというのもあるんだろう。劇伴音楽をダウナー系にして美しい風景を見せるというのもなかなか考えさせられる。
 しかしひなた達があおいの分まで頂上を堪能するというのも、ふと考えてみるとあまりよろしくないような気がする。別に4人全員が無事に頂上までといった目標ありきではなかったし、むしろあおいこそが富士山に強い興味を持っていたわけだから、個人個人で楽しめればそれでよいような気がする。
 ともあれ、あおいの気分を晴らさないまゝの〆だったので、次回はそれを受けての後日譚とかそんなのをやりそう。いやまったく関係のない水着回みたいな展開もありうるので油断はならないが。