アニメ艦これのスタッフインタヴュー記事が雑誌に載ったらしい。

 【艦これアニメ】監督のインタビュー、『12話の如月の髪飾り』や『提督』について | オタク.commageMAY2015

■監督のインタビュー(一部抜粋)
・大和と長門の水着のデザインは完全に描き手に任せた

大鳳の参加は序盤から決まっていた
・吹雪の改装について。
吹雪本人の見た目が大きく変わると
シナリオとの整合性が取れなくなる恐れがあったので
改と改二を組み合わせたような見た目にした
(見た目があまり変わっていないというのが9話の落ちというかキモでもあるので)
・提督の存在について。
原作ゲームのプレイヤーであり、視聴者自身がアニメに登場する提督である、という捉え方をしている
作品を見ている人が自身を投影できるように描いたつもりです
・提督が見た夢について(背景の景色)。
作品を視聴してくれている人の現在の状況を意識したものです

・艦娘から見た提督の存在。
本当に頼りになる指揮官
・基地について。
アニメは、横須賀などの特定の鎮守府・泊地を元にして描いてはいない
・12話の如月の髪飾りについて
視聴者の皆さんそれぞれの受け取り方にお任せします

【艦これアニメ】田中Pのインタビュー、『関わった部分』や『ストーリーについて』、『アニメ版艦これの感想』 | オタク.com NTmay2015

■原案ストーリー/コンセプト・田中謙介インタビュー(一部抜粋)
・関わった部分。
監督や花田さんたちに原作のゲームコンセプト、本作の原案となる構成を作って渡しました
作品舞台や戦闘、キャラの設定などは原作ゲームを踏襲しつつも、物語はアニメオリジナル
最初に全話分のプロットを作り、監督と花田さんには「プロットを作ったけれど、これに拘泥しなくても構いません。アニメとしてよりよいアプローチでお願いします」とお話しました

・ストーリーについて。
大和編が終わった後から最終話までの動きはかなり変わりました
最初は、1クールで完結するアニメ「艦これ」を考えていたのですが
発展・継続可能な流れにしようと、KADOKAWA安田猛さんにおっしゃっていただけて。
●吹雪が軸となる主人公で物語が回転していく
●輝く一航戦、新鋭の五航戦
●明るさと優しさで吹雪を支える金剛
●中盤、トラックでの大和の葛藤
●ラストはMI作戦
という大軸は変わりませんが、中身に関しては花田さんたちが、それぞれシリーズや各話として
アニメ版の物語をつくり上げてくれました

・アニメ版艦これの感想。
アニメは大きな集団制作のモノづくりだなあ、と。
現場もいろいろな意味で自由闊達な部分もあって、各スタッフが思う「艦これ」像が色濃く出ているのが印象的でした。
それぞれのスタッフがもっている「艦これ」のイメージがあって、それらの個性で「艦これ」を描いていただいた感じでしょうか。
それぞれのスタッフがエッジを効かせてそれぞれの持ち味がある「キャンディ・アソート」のような楽しさがあったと思います
最後に残る印象としては「感謝」の気持ちです
(略)


 円盤売り上げ、22000らしい。というか、これを読むと、ゲーム側のアニメ側への関わり方がどうも今一わかってないって印象を受ける。仕方のないことだけどなぁ。
 アニメ製作側もどうやってゲームとの関連をつけたらよいのか、基本ゲーム側の意志を尊重しつゝ…って感じなのかな。っつーか、インタヴューなんて受けなきゃいいのに。言い訳にしか聞こえないんで黙ってたほうが得だと思うんだけどな。
 今さらながら思うのだが、こういう作品こそシリーズ構成に雑破業を起用すべきだったと切に思う。