甘城ブリリアントパーク 第7話

 鮫の声アテ、@三木眞かよ。
 しかも聞き取りにくいという。いやまぁそれだけ不器用であるという役柄なんだろうけどサ。割と役作りにこだわりがある声優だというのを以前なんかの記事で目にしてたので、なるほどなと思いつゝ、でも意外でもあったり。
 今回はプールでのアトラクションで、異世界からのハプニングが起こるが、観客はそれもイヴェントだと勘違いして楽しんでしまうというお話。劇中の観客はそうと知らないが、視聴者はそうだとわかっているから、ハラハラして視聴できるという構造。まぁズルいといえばそうだわな。いやしかし、撃ってる大砲は爆発しても人畜無害だし、処刑だといって飛び込み台から突き落とされるんだけど、下にはクッションがあって決して死なゝいから、結局のところハプニングといってもアトラクションでしかないという。こういうのをメタ構造っていうんだっけ?。それとわかっていながらも臨場感は抜群なので、いやホント今回は楽しんで見てた。ちょうど全13話の折り返し地点なので、物語とは別に、遊園地のショーを楽しんでくださいってことなのかな。
 しかし、遊園地って海賊が好きなのな。いや、ディズニーに関しての新書を読んだことがあって、海賊は割とディズニー個人のこだわりの産物であるらしい。日本人は大航海時代にそれほど親しみがあるとも思えないんだが、それでもネズミーランドでアトラクションを体験したらそれなりに楽しめるものではあるんだろう。おそらくあちらの興味の対象が海賊であるのなら、日本ではそれに対応するのはやれ戦国だの忍者だのであるとは思うんだが、ヘンな話、派手なアクションは欧米の忍者映画などのほうが見栄えがするんだよね。いや、個人的には日本の映像作品に見られる忍者のあり方に親しみを感じるが。で、そういうのは遊園地のアトラクションというよりは、戦隊モノに継承されていて、デパートなどのイヴェントゝいう形が多いような気がする。
 自分は子供の頃にそれほどテーマパーク的な遊園地にそれほど執着してなかったということもあるんだろうけど、ゞうにもこういうあり方はいびつなものと感じてしまう。日本的な独自の娯楽がどうのというこだわりもないんだけど、こういう輸入モノをありがたがるというのも今一ピンとこない。