ワルキューレ ロマンツェ 第11話

 いや、ホント必要最低限のキャラしか用意しないし、描かないんだな。
 次回最終回なのだが、いやはやもうビックリ。正直この作品をなぜ感想対象にしたのかわかんないし、そもそも新番チェックでは外してたハズ。が、パンツアニメなのに自分的にはかなり楽しめた。エピソードは目新しいものではないし、萌えポイントもやはりどっかで見たような要素の組み合わせなんだけど、ジョストゝいう題材と、それを活かす構成がよいんだろうか。
 次号予告からするとおそらく美桜が勝つんじゃなかろうか、そうだとすると、おそらく貴弘はスィーリアではなく、美桜のベグライターになるんだろうなという予測が立つのだが、そうだとしても、どのように物語を展開するのか楽しみ。
 今回の見どころはまぎれもなくノエルなんだろうけど、なんか不思議だな。美桜がメインヒロインのはずなのに、美桜の個人的なエピソードはあまり描かれず、最強の騎士であるというポジヽションであるところのスィーリアの個人的エピソードも熊だとか風車での裸騒ぎというおちゃらけ。家族関係総出で一番のプッシュだと思われるのがOPでは唯一のパンツ晒しのこのノエルであって、初登場時からこの扱いは予想ができなかった。ノエル妹を軸に、ノエル父も物語を深めるために脇役として過不足なく描かれており、もうね。結構詰め込んでいるハズなんだけど、要所要所で間が十分に取られているので違和感が無いのもすばらしいとしか。
 ジョストで駆ける馬の描写もいゝねぇ。あ、CG使ってるなとは思うんだけど、それがペナルティには決して繋がらないのも不思議な魅力。アングルがなかなかよい。おそらく実際のジョストの動画を参考に動画を組み立てたんだろうけど、アレンジも含めて、動作がわかるようになっている。ドラマの部分も悪くは無いんだけど、「いかにジョストを魅力的に見せるか」に重点が置かれているように思える。で、それは視聴している限り伝わっているような気はするなぁ。