ワルキューレ ロマンツェ 第8話

 合宿はスイスか。
 大会まであと一週間なのに、貴弘の立ち位置が決まってないことに驚いた。いや、フツーそのぐらいだと出場手続きとか終わってるだろとは思うんだが、どうやら学園が大会を取り仕切っているようだし、そのへんの融通は利くのかも。美桜を一歩近づけているとはいえ、確かにメインルートをぼかしている都合上、最后まで誰ルートなのかは明らかにしないのはなるほどではある。まぁ自分なんかは手っ取り早く美桜のベグライターにしちゃって、練習風景でいちゃいちゃするところを見せるんだろうぐらいに思ってたから、貴弘が進路*1について思い悩むというのとを一致させるなど、そのへんの処理はうまいと思った。
 あと、スィーリアよりノエル推しなのも意外。そりゃ品行方正なキャラを崩しもせずそのイメージのまゝ動かすのはちょっと困難なのかもしれないが。OPでノエルは三番手だし。
 シーンシーンのシチュはどっかでみたことのあるものばっかなんだけど、そのへんの物語の軸の据え方はなんかヘンにまっとうというか、まさかこんなリアリティのない設定の物語で、萌えアニメにしてはまともな成長モノを見せられるとは思わなかったというか。

*1:誰のベグライターになるのかではなく、本当に自分がやりたいこと