ガリレイドンナ 第10話

 どこまでも金魚モチーフ。
 星月がガリレオと協力して飛行機を作り、元いた時代に戻るお話。恋に落ちるとかもうテンプレどおり。バックトゥーザフューチャーでも同じネタだったよね。元に戻る話が第1話で、恋に落ちる落ちないはその後じゃなかったっけ?。
 ガリレオの遺産(テソロ)がエネルギー問題を解決するのは、ガリレオが星月よりエネルギー問題のことを聞いていたからその対策としてというのがよくできていた。ガリレオのスケッチについては、単なる恋文なのか。いや、星月が探すことをあてこんで、やはりエネルギー問題を解決する方法の手掛かりを示した何かなのかもしれないが。
 次回最終回。やっぱ慌しい。いろいろ詰め込みすぎて何が言いたいのかぼやけているという意見もなるほどではある。が、今振り返ってみると、いろいろ省略はされているんだけど、不思議と間が足りないということが無かったような気がする。弱ペを視聴した直後なのでさすがにこの作品は話数が圧倒的に足りないとは思うが。もし時間が与えられていたらもっと良くなったとも思えないような気もするんだよね。別に星月たちがバトルをやってるだけじゃなくて、訪問先でエネルギー問題に苦しむ庶民のことは描写しているし、それを何度も形を変えて描いたからといって物語に深みがより出てくるのかな?。欠落部分は確かに多いが、それを埋めたとて冗長にしかならないとは思うが、確かにストーリーを通じた筋とか骨とかは見えにくい。でもそれは意図的に見えにくゝしているようにも思うし、なんか難しいな。で、そういうスタッフの意図が最終回を見たとて、おそらくわからないんじゃないかという予感もありで。