リトルバスターズ! 第34話

 おぉ、確かに鈴が可愛く描けてるな。
 真人調伏編。真人の昔話は泣けるんだけど、謎なところが多くて困った。基本理樹の成長を促す展開であること、で、前回まで真人がそういうつぶやきをしていたにも拘らず、彼視点の描写ではそうではなかったこと。彼自身の克服という形になっているのだが、でも最後にはやはり理樹を試すものに落とし込まれていた。真人自身おかしいのは世界のほうと言っていたのにな。なんか真人は操られているようでありながら、彼自身の意志であるようにも見える。
 理樹は恭介のやってきたことの再現をやっているのだが、これもどうなんだろうな?。彼がそれとはなしに恭介をなぞってしまっているように見えるが、視聴者からすると追っかけであって、彼独自のやり方はないんだろうか?というもの。別に何かトラブルシューティングに理想の形というものがあって、それは誰がやってもそう変わることはないからこれはこれでよいというのかもしれないが、ちょっとそれは現時点で判断できない。リトルバスターズを再建するのだからリトルバスターズのやり方を踏襲すべきというのならまぁそれはそうかも。しかし理樹は恭介を乗り越えるのが一つの目標のようになっているから、やはり恭介以上のことを期待してしまう。
 まぁいろいろあるが、何でこのタイミングでとか、なんでこのような形でというのに、必然性がないのがちょっと辛いな。別に現実ではそれまでの脈絡に関係があったりもするが、関係ないことも起こるわけで、こういう展開がダメというわけでもないが。
 でもやっぱり、世界の謎というのを問いかけているわけで、現時点であれこれ悩んでも仕方がないのかもしれない。さすがに謎というだけあってそうやすやすと視聴者に予想されるような展開にするはずもないわな。こゝはおとなしく最后までその謎を待っているのがよいのかも。