リトルバスターズ! 第28話

 リフレインとは繰り返しだが、同じ日が続くのか。
 溜めていた動画を今視聴しているのだが、6月20日とは時期的にちょうど良い。というか、1ヶ月しか経っていないのか。
 うーん、これはちょっと意図がわかりにくいんだが、それでも「なぜ今さら繰り返しなのか」ということがフックになっていて結構面白い。恭介が理樹に問いかける、人を本気で好きになったことがあるのか?というものに、来々谷を配置するのも見事というか。リトバス女子メムバーの誰もが理樹のことを多かれ少なかれ好きであって、まぁ一緒にいる時間が長いから鈴あたりもそれなりに深い情があるのも描写されていて、でも仮にくっつくとしたら来々谷なら他の女子は文句が言えないんだろうなというもの。でもこういう場合誰か一人だけと仲良くなると人間関係が悪化するんだよね。でも恭介は理樹の「誰にでも優しい」点についてどうやら疑義を投げかけているようで、そのへんたとえ少々のトラブルがあっても今の理樹に必要なことだと思っていろいろ行動しているっぽいように思える。
 まぁ、あとはこのご都合主義のようにも思える世界の謎だのSF設定だのをどう処理するかってだけなんだけど、そのへんはそれなりにうまく織り交ぜるだろうからってことで物語を楽しむのに注力したい。