はたらく魔王さま! 第10話

 海女の装束のまゝ、遊園地を楽しむのかと思っていたよ。
 っつーか、たらいはやりすぎだろ。というわけで、なんか魔王が人類を助ける(と書いたらなんか大袈裟だな)場面を見て鈴乃も訝しがってるな。芦屋のトイレネタ、最初は鈴乃の毒盛説を考えていたんだけど、なんかフツーに体調を崩しているだけなんだな。
 センタッキーの店長があの羽を撒き散らしている怪人物らしい。たしかに勇者や鈴乃の言うとおり、人間社会に馴染んで人助けまでやっている魔王の真意はわからんな。。エンテ・イスラに帰還して復活を遂げるという夢を諦めたようにも見えないし。かといってバイトの身分だと店長にはなれないから、出世街道を今のうちから邁進するってふうにも見えない。まぁバイトだからといっても、そのバイトを辞めて起業でもするんだったら話は違ってくるが。かといって「愛に目覚めました」っていうのでも困るしな。
 のんびりした生活のなか、ラヴもコメディも結構なんだけど、背景が非正規労働者を取り扱ったものでもあり、なんかしっくりこないというか、もどかしいというか。いや、その感情は決して評価が低いってものじゃなくって、何を隠しているのか楽しみでもあるってことではあるんだが。