ゼロの使い魔F 第5話

 まぁ通常運転ですなぁ。
 ルイーズがいつも通り頭に血が上ってケンカしてまた仲直りするという、見飽きたパターンではあるんだけど、なんだろ?、それほどスルーってほどでもなかったかな。ルイーズに対する友人達の諭しも基本テンプレ通りでそれ自体胸を打つほどのものでもないんだけど、自分的にはこの前ネットで見た、もし自分の余命が短かったらどうする?ってエントリーが引っかかっていて、あぁなるほどゝ思ったわけだ。もし自分が明日にでも死ぬんだったら、しかたがないと色々諦めたり我慢していたことなんてやめて、本当に自分のやりたいことをやるだろ?ってなエントリーだったような気がする。そうやって目からうろこが剥がれるような思いをしたんだったら、その諦めや我慢は、実はしなくても良い程度のものだったってことだ。だからといって自分のしたいことをするってのが、他人に迷惑をかけても酒池肉林の思いをしたいとかそんなんじゃないような雰囲気ではあったかな。でもヴァリエールとして才人の都合を考えずにルイーズの思いを押し付けたことに関してはスルーだったな。
 ヴァリエールも貴族なら領地を持っていてもおかしくないとかぼんやり思っていたのだが、そういや領地持ちは父親であってルイーズ自身じゃないよなと思い直した次第。痩せた土地だからブドーが評判ってのもなかなか考えさせられる。
 才人もハーレム状態だなぁ。アンリエッタは前にも才人に迫ることが無かったっけ?。いや、アンリエッタは昔の想い人がいたような描写もあったような気がするが。タバサは一途だからよし!(よしなのか?)とするにしても、なんだろうな、ルイーズ以外はお情けをかけてくれるだけでオッケーという大人なんだか割り切ったものなのか、やけに物分りがよい態度だ。シエスタは二号で大歓迎なわけだろ。というか、みんなで仲良くハッピーで、なんとも社交的というか、そういう態度は才人より魅力的な男が現れたらそいつも含めてハッピーというか乗り換えてもおかしくないわけで、なんとも複雑な感情だ。そりゃその場その場の状況で人間関係を組み替えて最善の状態を作り出すって、言葉にしたらやけに前向きに表現もできるんだが、そういう乱交状態を肯定するのも開いた口が塞がらないというか。というか、才人が女にモテるのは理屈としては理解できるんだが、実際女から見てそうなのか、それとも「これはないわ〜」ってものなのか知りたいところだな。いやもちろんこの作品がおとこのこ向けなので男の妄想まっしぐらであって、後者寄りなんだろうとは思うんだけれども。