喫茶店でマガジンのチェックをしたのだが、安田剛士の連載が終わってゝポカーンだった。どう見ても打ち切りだろ、あの終わり方だと。うーん、なんでなんだろうな?。マガジンにはサッカー漫画の連載がもう1つあって、そっちは相変わらず。っつーか、そっちのほうはほとんどチェックしてない。
オバドラの時は、某巨大掲示板でリアリティチェックがあって、ダメ出しされてた。前も言ったと思うんだが、自分はあまりスポーツのディテールは重視しておらず、むしろお涙頂戴的ドラマのほうが好きなのだ。マガジン連載でもバド漫画のスマッシュ!もコメ抜きのラブ漫画として楽しんでたし、今の連載でもバスケ漫画のあひるの空だっけ?、アレぐらいだ、毎回チェックしている作品は。そふてにっ!を視聴し始めたので、テニス漫画に興味が湧くかと思ったのだが、実際マガジンを手にとってみるとそんなことはなかったし、野球漫画もすっ飛ばしている。でもまぁ打ち切りになるってことは、どう考えても読者層に不人気だったということなので、やっぱ自分のようなオッサン層と少年層ではウケる部分が違うのかねぇ。というか、オッサン層でも安田剛士の漫画が人気があるかどうかはわかんないが。
うーん、なんつーか、堅実なテク描写よりは、こうなんというか、熱い想いだとか絆だとかゞ前面に押し出されている漫画だったので、そこらへんが今の少年世代には暑っ苦しかったのかなと思わなくもない。フルーツバスケットのentryでも言及したが、イマドキの少年なんて生まれたときから日本が不況だったわけで、熱くなってもしょうがねぇやなんて冷めた気分であってもおかしくない。で、小学生の夢の職業が公務員なんだからねぇ、と、長期連載スポーツ漫画を振り返ってみると、確かに極めてルーチンワーク的というか、サラリーマン的生き方をしてはいるんだよね。まぁ見方を変えれば安定感があるというか、力んでも改善のしようのない日常を、さゝやかな成長をしつゝ背伸びせず生きていこうやということであれば、それはそれで正解なんだよな。アニメだってけいおんだのひだまりスケッチだのが評価を受ける時代なんで、心を震わすような感動ってよりは、飽きない程度の慢性的お祭感のほうが支持されているってことなんだろうか?。
喜ぶべきことなんだろうけど、なんかツマランというか、漫画ぐらい夢を見させてくれよというか。日常なら現実社会の日常を楽しみゃぁいゝじゃんかとか思ってしまうんだが。