とある魔術の禁書目録Ⅱ 第16話

 しかし、ローマ正教ってまんま合衆国だよな。
 とはいえ、抵抗して止めることができるってのはまるっきりファンタジーだけど。しかし、今回はポカーンと見ているうちに勝手に話が進んじゃうな。テンポというか、リズム感がいゝので、あんまり尺が足りないってイメージはないんだけど、ルチアとアンジェレネの絡み、元アニェーゼの部下たちとの対決、ビアージオとのかけあいが若干上滑り気味なこと、インデックスのメインストーリーからの排除など、とにかく色々端折ったんだろうなということに至る。
 で、ローマ正教の狙いはまたしても学園都市だったらしいのだが、学園都市自体が非常に効率的な実験都市という性格上、先端技術の発達している仮想日本をモデルにしてるんだろう。気にいらない都市や国家はアドリア海の女王という恫喝装置で言うことを聞かすか消滅させるってのがね、まさに砲艦外交まっしぐらの合衆国そのものなんだよな。
 いや、実はシモンが云々の他にも、キリスト教というか聖書由来の要素が散りばめられているんだと思うんだが、今壮絶に眠たいんですよ。頭がまわんないや。