露骨な為替介入、来たねぇ。

 仕事中、為替を見てビックリ。$で3円ほど、£で4円ほど変動してた。出勤直後に確認した時には、まだ$も83円ほど、£も128円台だったから、たった数時間のことだ。実は見た瞬間は、空き菅政権継続で円高が進んだから、その反動かと思っていたら、介入だったという。
 政府が為替介入をしない理由は、損をするだけだから。
 前にも書いたと思うんだけど、日本企業は海外にモノを売って円が欲しい、海外はドルを円に換えてモノを買いたいという取引があって、日本がドルを買うって事は(そして手に入れたドルを40年満期だかの米国債あたりを買って永久に売らずに塩漬けにするとすれば)、海外にとってみれば、円に換えたドルを日本が買ってくれるということであり、そして日本企業にとってみれば、円高では売れないモノを、海外に円をやることで売れるようにしてくれたことになるから、要するに日本が日本企業のモノを買って、海外にやったということと等価なんだよ(長い…)。そして日本がドルを買う時に使ったカネは、税金か、もしくは新しく通貨を発行して…すなわち、日本円の価値を薄めて…作ったワケだ。すなわち、日本は、日本企業にカネをやるために、日本国民に損をさせることになる。
 「22歳の自分に教えてあげたいこと」 - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記/はてダ版

 菅直人は、セックススキャンダルの頃までは、「市民活動家」としての軸足をたぶん持っていた。


 「セックススキャンダル」と「(捏造された)年金スキャンダル」の頃から、貧乏人の味方をしていたら潰される、と判断し、菅直人は金持ちの味方をするようになった。その判断が成功し、総理大臣になった。

 なるほど。空き菅も経団連のほうを見て政治をすることが自分の政治生命を永らえさせると思っているだろうから、代表戦に勝ったと報じられた直後の急激な円高には肝を冷やしたであろうし、だからこそ経団連へのご機嫌取りのため、なりふり構わず為替介入したんだろう。ドル円だけでなく、日欧でも1兆円らしい。たった1日で2兆円を使ったワケだ。これで消費税を上げるってんだからたまらんわな。金相場も上昇したから、円の価値はたった一日でガクっとさがったことになる。スゲェ。まさか安倍より馬鹿で売国奴であるなんて思ってもいなかったよ。学歴ってなんだろうな?。