Angel Beats! 第5話

 もう日向とユイのからみはないのか?。
 SSSの策略にて、天使が権威を失墜する話。で、SSSがなんとも悪役っぽくて、物語性からすると、立場が逆転するといった変則的な流れになっていた。ふと思ったんだが、SSSのメムバーの最終的な目的ってなんだろう?と気になる。殺しても死なない彼らが、消えるのを防ぐために敢えて権力側に抵抗せざるを得ない状況になっているんだが、で、ずっと彼らが生き続けるためってのが主目的なんだろうなと思っていた。
 ゆりが最后に天使は神の遣いではなく、どうも人らしいと言っていた。実はSSSを弾圧していたのは神の思し召しを実現するためではなく、生徒会長としての義務感とかなんとか。そうなると、天使の行為にはあまり瑕疵がないという可能性が出てくる。SSSの面々も、個人的な不遇さから同情の余地がありはするが、基本社会の擾乱原因でしかない。なんか最近の例でいうと構造的に沖縄問題に似ているかな。政府が天使で、沖縄県民の基地反対派がSSSとか。
 いやはや、回が進むごとにいろんな思い込みが覆されているな。なんかヘンな感じなんだけど、面白いっちゃぁ面白い。今天使の印象は良く、SSSの印象が悪く見えているが、これだっていつまた変わるかわかんないよな。