あぁなるほど、ブラック企業が淘汰されないわけだ。

 ただの娯楽で終わってくれ - 非国民通信
 もう激しく同意というか。そういや最近はあまり耳にしなくなったなぁと思うんだが、少し前まで生産性・生産性とうるさかった。でも生産性を向上させる具体的な方法ってのが、要するにこのようなブラック企業が労働者をこき使う・使い捨てにするってことなんだろう。このような厳しい環境で生き残る労働者が低賃金(企業によってはそうでもなかったりするらしいが)で高効率な仕事ぶりを発揮するという。で、クライアントはNTTデータとかNECソフトウェアなんかの大手だったりするんだろう。
 この話の元ネタは、ニートが20代後半になって社会に出て、厳しい環境でもそれなりの地位を確保しましたって美談になっているけど、冒頭にもある通り、普通はこんな苛酷な環境だったら1日で誰もが辞めるだろう。社会派を気取るんだったら、こんな環境を無くせって結論にするべきなんだろうが、どうかね?。こんな特異例を挙げて、みんな日本人は子鼠・ケケ中のいう強者のやりたい放題、弱者が搾取されるのは自己責任、で過当競争を勝ち抜けって主張を垂れ流すのは反社会的行動じゃないかと思ってしまうんだが。もしかして、自民党がまだ100議席もあるって状況は、日本の終戦はまだ来てないってことなのかね?。