厚生労働省は個人の職歴や職業訓練歴、職能資格を記入する「ジョブ・カード」を拡充する。現在は主にフリーターなど非正社員が就職活動するのに役立てているが、企業のリストラの動きをにらみ、管理職を含めた正社員も利用しやすい仕組みにする方針。転職・再就職環境の整備につなげ、人材の有効活用を目指す。
ジョブ・カードは企業が技能を評価しやすいように書式に従って職歴などを利用者が記入する書類のことで、ハローワークなどで交付される。。厚労省は2010年度にも正社員も対象にする考えで、業界や職階ごとに能力を判定できる評価表の作成準備に入る。 (07:00)
まぁどう考えても子鼠・ケケ中のアレだろう。
「フリーターこそ“終身雇用”」(パソナ社長、南部靖之氏)
曰く:
- 収入が低くとも、自分の価値観やライフスタイルにあった働き方を望んでいるのがフリーターだ。政府は税収が減ると心配しているのだろうが、あまり問題視することはない。
- 正社員にはリストラや定年がある。フリーターのような立場なら、本当の意味で終身雇用が可能だ。今は不安定といわれているが、むしろフリーターの方が安定した働き方になる。
- 新卒の人に正社員志向があるのは、大学の先生や就職課が「安定、安定」と言うからだ。
- 政府のフリーター対策は、今の会社の枠組みを中心にしている。むしろ、税制や社会保障をフリーターにも目配りした制度に作り替えていくべきだ。
今日のんHKの6:43頃からの経済展望でも景気が底を打ったとか御用学者に言わせていた。学者本人は微妙な口ぶりではあったが。世の中過剰生産力を持て余しているってのは前々からわかっていたことだが、サブプラショックで合衆国にもカネが無く、合衆国に郵貯のカネを貢いだ日本にもカネが無く、日本でモノを作ったとして一体誰が買ってくれるのか?という流れになっている。新興国もカネ持ちは羽振りがいいが、なんせタタの激安車が売れる時代である。高コストの日本車がインドに売れるはずが無い。正直企業は人を雇いたくないはずだ。
大失業減給危機 生き残りに欠かせない知恵と工夫
★来週の週刊ダイヤモンド!!
5月16日号(5月11日発売)の特集は?★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━特┃集┃1┃
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賃金デフレ突入!
親子3人300万円でそこそこに暮らす法【大失業減給危機
生き残りに欠かせない知恵と工夫】
失業率の上昇が止まらない。
非正規雇用者から正社員へ、
失業の波が押し寄せている。
賃金についても賞与大幅減から
基本給カットに踏み切る企業が出てきている。
本特集ではそれらの実態を明かすとともに、
リストラ対抗術や低収入で暮らす法など、
厳しい時代の生き残り策を示していく。(中略)
◎週刊ダイヤモンド 目次
━━━━━━━━━━━━━特集
生き残りに欠かせない知恵と工夫
大失業減給危機
Prologue 吹き荒れるリストラの嵐
人はどういうかたちで失業に陥るのか。非正規雇用者の失業と大企業の
正社員に対するリストラ事例を基に
危機の実態を明かす。
Part 1 史上最悪の失業社会に突入
景気停滞は長期化
雇用・賃金削減はこれからが本番
Interview BRICs経済研究所代表
●門倉貴史
Chart 大図解・大失業社会到来の構造失業率の悪化度合いを試算
第一生命経済研究所主席エコノミスト
●永濱利廣
Part 2 電機、自動車不況が周辺産業に拡大
パイオニア、NEC、ソニー……、
工場閉鎖で途方に暮れる人と街、トヨタ自動車の下請け連続倒産、
正社員の年収も大幅ダウン、リストラ慣れした経営者の、
巧妙で悪質な人員削減術、
Column 経営者も労働者も知っておきたい
退職勧奨、プロの方法と心得
Part 3 すでに始まっている大幅減給と生活苦
Interview
人事コンサルティング「Joe’s Labo」代表
●城 繁幸
Column 保育園が足りない!
家計困窮で急増する待機児童Column 100人100様の失業・減給
Part 4 失業社会を、どう食い止めるか
失業者のゴールは「再就職」
急務はセーフティネットの整備Interview
日本労働組合総連合会(連合)事務局長
●古賀伸明Interview
東京大学社会科学研究所准教授
●水町勇一郎
Part 5 失業、減給時代を、どう生き抜くか
リストラからわが身を守る方法
戦い方、逃れ方、サバイバル術知らないとこんなにも損する
失業給付受給と法改正の中身受給条件をきちんと把握し
失業保険をフル活用する100万円減収でも大丈夫!
「家計支出の賢い減らし方」
都市部では本日売りの週間ダイヤモンドの見出しらしい。大企業の幹部も報酬が無いとか噂されていたが、企業の労働者の賃金が下がる一方で、役員報酬は倍増させてきた彼らのこと、もう会社からチューチューできるだけの甘い汁を吸い取ってしまった後だから、あとは企業がどうなっても構わないのだろう。Lehman Bros.なども、経営層は企業を通じて最大限カネを吸い取ったら、計画的に倒産させてトンズラらしいし、その線が強いように思う。
結局バブル崩壊後、リストラ→企業の業績が持ち直す→アジア通貨危機(合衆国資本家による、計画的な破綻創出)→大企業のライヴァルを軒並み倒産させてウハウハ→若者の非正規雇用化→特権階級のみの景気回復→という流れになっている。つまり、貧乏にんからカネを毟るために、特権階級が不況を創出してきたというわけだ。不況なんだからヲマエら我慢しろ、給料が減ったり非正規雇用に落ちぶれるのは仕方が無いこと、もしくは自己責任だというわけだ。
そのクセ、与党政治屋や大企業の経営層の報酬がこの失われた20年に減ったということを寡聞にして聞かない。というか、今回は減らしたという形を作りたいのだろう。どうせ特権階級は給与や報酬の先取りをしてしまっているわけだ。彼らにとってはどうってことのないこと。
やはりここは有名なニーメラーの言葉を思い出す。マルチン・ニーメラーの言葉
マルチン・ニーメラーの言葉
有名な「ニーメラーの言葉」、どうも人ごとではなさそうで。気がついてからでは遅いというのが、人間の常でしょう。
ドイツで、連中はまず共産主義者達を逮捕したが、私は黙っていた。
自分は共産主義者でなかったから。
次に、連中はユダヤ人達を逮捕したが、私は黙っていた。
自分はユダヤ人でなかったから。
次に、連中は労働組合員達を逮捕したが、私は抗議しなかった。
自分は労働組合員でなかったから。
次に、連中はカトリック教徒を逮捕したが、私は抗議しなかった。
自分はプロテスタントだったから。
次に、連中は私を逮捕したが、もはや抗議する者は誰もいなかった。
まぁ共産主義者は勝共連合や統一協会が戦後のごく初期から、その手先の自民党によって弾圧されていたから(昔からだと労働組合員も大いにあてはまる)変えなくともいいものの、ユダヤ人以降のは、それこそ派遣労働者だのフリーターだのニートだのを入れればいいだろう。最後に来たのが正社員だったわけだ。
真意は図りかねるし、ユダヤ様の指示で無理矢理なのかもしれないが、小沢がやめるやめないだの言っているし、特権階級に都合の良い補正予算案が通らないのなら自民党はまた強行採決するつもりらしいし、日本が良くなる兆しが一向に見えてこないな。