MUSASHI -GUN道- 第25話 破滅

 アヴァンはブッチ。
 なんとも慌しい前回の話のまとめ方でした。餓鬼といったら欲望のメタで、封印というのは我慢のことだな、ふむふむと考えていたら、ウラシマが「消す」とか言ってました。で唐突に玄武?に喰わしてましたし。正直ポカーンでしたよ。ウラシマはカグヤとユメの父?。次回予告では女顔でしたが。わたしはてっきり母親だとばかり思っていましたが。
 阿蘇の溶岩城のミッションは良くわかんなかった。佐々木小次郎との対決が重要だと思うので、単なる最終決戦場所としての役割しかないんだろうか?。カグヤとユメが地球に降り立った最初の場所とか言ってましたが、その設定が生きることはあるのかな。
 リョウゲンが市井の楽しみにうつつを抜かして、天下取りから降りたようです。アヤカシ出現と大阪城決戦が繋がりそうではありますが、はたしてどうなることやら。
 で、来週最終回なんですが、プレ総感想として触れておくと、どうも中途半端な気がしてならない。見ていてつまらないわけではないんだけど、道中行の楽しさが今一なのとアクションとしての妙味が少ない。ダジャレも万人に受けるともなく突き抜けることもなくで主ではなさそうですし。行間を読ませるということに関しても、私の読解力が弱いことを差し引いて考えたとして、どうも小難しいことは言ってそうなのだが散漫な感じがしてパンチが弱い気がする。見た目の雑さに比べて、話的には丁寧な作りこみが行われているようなのだが、どうもオモテに表れてこない気がする。どうして刀でなくて銃なの?という点も未だに見えてません。いや、言いたいことはわかるつもりなんですが…。進水はしたけど金が回らなくって張りぼてで艤装してみましたって感じですかね。見続けてネタ以外にも評価できる部分があると思うので損をした感じはしない。でもたいていの人は人やモノを乗せない船って意味あるのかね?と思っていると思う。実際には仕事を大いにしていると私は思っているのだが。