なぁんだ、やっぱり茶番か。

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 寛大な首相の思いやりに感謝して、今後とも皆様の安倍政権をよろしくってか?。叱り役の伊吹・宥め役の安倍ってか?。学校側の責任とか言ってるが、そもそも校長の判断で必修科目はどうにでもなるとの見解を示していたので、一番責任が重いのは校長および任命した教育委員会なんだが、結局現場の勇み足ってことで溺れた犬を水際で棒で叩いて終わりっていつものパターンですかね。現状受験にいらない科目の時間を集中的に配分せねば教育レベルが保てないということらしいので、見方によってはゆとり教育の擁護とも取れるんだが。
 貸金業規制法案なんだが、一番驚いたのが、契約のときに生命保険に加入することを義務付けることが横行していたこと。ミナミの帝王やらナニワ金融道の頃からわかっていたということなんだけど、サラ金業者は契約者が死のうと死ぬまいと金が入ってくれば問題ないわけでしてむしろ死んでくれたほうが金が莫大な利子を背負ってやってくるわけだからいいわけで、銀行もサラ金業者が利息をつけて払ってくれれば庶民が死のうと死ぬまいと金が入ってくれば問題ないわけでしてむしろ死んでくれたほうが不良債権化せず金が莫大な利子を背負ってやってくるわけだからいいわけで、小泉(だけではないと思うが)政権もそうやっておいしい思いをした銀行から多額の賄賂や票がもらえるのなら、庶民が死のうと死ぬまいと金が入ってくれば問題ないわけでしてむしろ死んでくれたほうが不良債権化せず金が莫大な利子を背負ってやってくるわけだからいいわけです。
 普通に考えて、自殺というのは弱い人間からするものなので、一定以上自殺者が出ると後に残った人間はむしろ耐性が強いはずなので減少するのがあたりまえなのです。別に有意だと思われる天災があったわけでもないし。でも小泉政権で自殺者は著しくは減らなかった。つまり、自殺者がある数出るのは仕方がないというレベルではなく、自殺に追いやっている可能性が高い。そして、その原因としてサラ金の現場で自殺者が出るのをむしろ推奨していたということが挙げられるのではないか?。大いに人災。国民を食わせていくのが政権担当者の考えるべき役割だと思うのだが、国民を食って私腹を肥やすのは政治家として失格というレベルの話ではない。害悪。
 まぁ小泉政権が声高らかに各現場を罵倒してきた*1のは印象に深いが、安倍政権はそこらへんの配慮はしているっぽい。ただ、そういう態度が見せ掛けだけなのか、実を伴ったものなのかは慎重な見極めが必要だろう。むしろ甘いことをささやいてこっそり悪巧みってことが大いにありうるので油断はならないと思うが。そして、一番大切なのは政権に頼りっぱなしなのではなく、国民が自分で判断・行動する習慣を身につけなきゃならないんだよね。サラ金もそうだけど、貸した側がすべて悪いって事も無いだろう。贅沢な生活レベルを落とさずに奔放な金遣いであったのなら反省すべきなのはむしろ借り手。そして生活レベルを落としても雇用が厳しいから金を借りなきゃならないような弱者をたくさん作ったのも小泉政権。小泉もアメリカに気に入られるために大躍進政策 - Wikipediaを行ったということですか。皮肉なものよのぅ。

*1:この手法は中国の文化大革命 - Wikipedia時に多用された。名指しされるとひどい糾弾を受け、人々は自分が名指しされないように他者の糾弾に必死になるって寸法。