若返る#1

 ネット漫画のアニメ化。昔1話か2話分だけ見てフーンとか思ってたのを思い出して気持ち新たに視聴開始。自分もそこそこの歳になってはいるが、自分をジジババに重ねて…というよりは両親に重ねて見てるし、なんかこの初回から涙腺崩壊。こういう作品がせめて20年前に有ったらなぁという感慨が湧いても来る。
 昔には珍しい恋愛結婚とか言ってるけど、こういうのはもう定型になってるからそういうことにしてるわけだが、親の決めた相手がいるのであれば、そもそもそういうことを周囲に隠しもしないし、そうなればわざわざ寄り付かなかったりもするんで、昔のエントリーで何度か述べている通り、若者宿とか娘宿みたいな習慣があれば、お互いが憎からず思っていれば仲間が後押しをしたりするし、田舎だったら人間関係が裸同然なので、大抵落ち着くべきところに落ち着くわけで、親が決めた相手だとか恋愛だとかハッキリ色分けできるような結婚観ではなかったとみるべき。
 なんつーか、昨日かおとといかぐらいにラジオを聞いてちょっとばかしビックリしてたんだけど、生涯未婚率も高まり、既婚者であっても離婚率の高まりで、結局のところ人口の半数ぐらいしか初婚の相手と添い遂げてる人はいないなんて統計があるらしくて、この作品で何度も繰り返されてる「添い遂げる」あたりがアニメ化に際しての大きなメッセージなんかなと思ってる。

夜桜さん#1

 週刊ジャンプ連載漫画のアニメ化。うーん、それまでに二人の関係性は高まってたということなんだろうけど、初回で危機回避のためにいきなり結婚決定とか、それまでのいろいろな矛盾が気になって物語に集中できなかった。今のところ自分にフックする要素が少ないようだけど、とりあえずは様子見かな。

死神坊ちゃん#25

 魔術学校を卒業するの巻。なんかあれだけ困難だと思われてたヒロイン母との再会もあっさり果たし、いよいよ主人公の呪いの解除に向けて話が動き出す模様。ただ、しばらくは時間稼ぎの要素が多そうな予感。

バス江#13

 前回同様下ネタ連呼の巻。やっぱりというか基本前回で終わってたような。面白くないわけではないんだけど、特にアニメで下ネタを期待してるわけではないのでちょっとしつこかったような。ただ、やりたいことをやりっぱなしということは続編はないとみていいのかな。


アストロノオト#1

 オリジナルアニメっぽい。キャラクター原案に窪之内英策を起用しているのでブルバスターをなんか雰囲気が似てるようなのだけども、あちらは原作付き、こちらはオリジナルアニメなので全くの別物と思う。…んだけど、生活感というかキャラ達の年齢あたりからすると、やはりどこか似たような雰囲気。公式サイトのイントロを読んで、おとなりに銀河を泥臭くしたもの…程度に考えていたのだけども、もうちょっとスラップスティックな感じがするなぁ。まぁ様子見。

ハイスピ#1

 サーキットレースモノのオリジナルアニメ。公式サイトを見たらキャラが女ばっかのように見えたんで、レース出場資格も女のみ…かと思いきや、どちらもだった。他の作品だとリアルでは男主導の競技だったら、男を全部女に置き換えるもんだと思うけど、どうして同じ土俵に乗せるのかよくわからんな。
 レースシーンは近未来的な雰囲気がよく出てたと思うけど、キャラになじみのない段階でキャラ同士のバトルがメインのレースシーンの描写が長かったので正直置いてけぼりな印象を受けた。昔は痛車が流行ってたから、今クルマが日本人に売れなくて、オタクならアニメで盛り上げたら散財してくれるかも…みたいな目論見があるのかもしれんが、仮にそういう思惑があるんなら見通しが甘いなぁとは思う。それに数年前はAIといえば自動運転なので、これだけ近未来的な雰囲気を見せるんなら、なぜそこでドライバーが生身の人間である必要性も薄い気はする。なんか先行き不安な気はするけど数話は様子見かな。

天使つき#1・2

 漫画原作のアニメ化。アニメでは定期的に出てくる疑似新婚生活モノと思う。本当ならまたかーと思うところなんだけど、2話分見てストレスも感じなかったので、個人的に相性が良いのかも。ただ、ヒロインが世間知らずというか、人間界しらずのはずなのに、ちょこちょこそれを熟知して当たり前のように行動してるのは矛盾してるんじゃね?と気になる所がある。…んだけど、そこはスルーが正しいんだろうなというところ。おそらく視聴継続は濃厚だけど、感想を書くだけのものはなさそうな気もする。

ヨルクラ#1

 アーティスト気質の少女たちをメインキャラとしたオリアニ。おそらく群像劇っぽいなにか。何者かになりたい若者向けって感じだけど、個人的には岸田インフレ(インフレというよりスタグフレーションなのだけどもwww)で、日本経済の底が「また」抜けたって感じなので、見果てぬ夢を見せちゃっていいのかどうか迷う。ネットのさらなる普及で、アーティスト気質の若者たちの売り込みの場が広がったので、可能性が高まったといえなくもないんだけど、逆に多数が参入できるようになって競争は激化してるので、果たしてデザインとか芸能関連に就職することが前より容易になったかどうかもわからんしねー…。
 いやまぁやりたいことをやれるってことは社会の経済状況や世代に関わらず普遍的な理想ではあるんで、夢を見ることはいいことだって主張の方が、今から社会は悪くなるんだから現実を見て堅実にイ㌔だとか、夢をあきらめろなんてものより、物語としてはパゥワがあるからなー。夢を追い求めること自体は否定しないけど、もうそろそろ何者になれなくてもいいんだよぐらいのことは、そろそろ言ってあげてもいいんじゃないかなぁー。昔、起業しろなんて主張が流行ってたけど、アレ、企業に必要なものを売りつけるだけ売りつけたらハイサヨナラ―ってな悪徳商法だったわけだし。
 ただ、もうフツーのサラリーマンになること自体が無理ゲーになりつつもあるんで、なかなかキラキラした夢をみるなとも言いにくい状況でもあるんだよなー。どうせ野垂れ死ぬんなら好きなことをやって死ぬ方が本人にとっても満足だろうし。そのための負担を社会や他者に押し付けないことが必須だけど…。

龍族#0

 大陸アニメの日本ローカライズ(吹き替え版)。原作は人気小説らしい。#0は一時間枠だったのだけども、主人公がハイソな学校への転校を決意するまでの話で、それ自体を一つの結末とした場合、一つの物語としてはなかなかよくできていた。最近はあんまり大陸アニメの情報を先取りする形で追っかけてないけど、ちょっと前までの上滑り感がずいぶん少なくなってる感じ。ただ、次回以降のシナリオに期待できるかどうかはよくわからん。自分の場合、最初の内は文化の違いとか、とにかくジャパニメーションとの相違点に興味を惹かれるんだけど、その興味が長続きしない傾向があるので…。

とな妖#1

 ネット漫画が原作のアニメ化。最初はTwitter発らしい。これは自分の好みに合ってる感じやな。妖怪が人間と共存する社会を描いているようで、欧米だとゾンビだとか人ならざる存在は大抵外国人労働者のメタファーだったりするけど、この作品の場合、妖怪が外来種というよりは、妖怪はその地に太古の昔からいる存在で、むしろ人間の方が時代的にはヨソ者だろうから、そのへん真逆の関係。とはいえ、妖怪が神にも近い存在だという説明だと、もうちょっと地域住民から畏怖されるような立ち位置であってもよさそうなもんだが…。
 そのへん夏目友人帳などの関係性とは違ってはいるものの、いずれ消えゆく存在みたいなところは変わらないのかも。

変サラ#1

 はがないの平坂読原作ラノベのアニメ化。なぜに岐阜?というのはさておくものの、荒唐無稽な設定に話運びながら、軽妙なテンポ感で、ご都合主義なのもちょっと控えめに感じられて個人的な印象はそう悪くはなかった。はがないはメインキャラ達が高校生だったけど、この作品だとおっさんなので、そのへんなんかありそうな感じ。

自転車リアライト?。

 モノ自体はずっと前に届いていたんだけど、最近ようやく思い出してシートポストにつけてみた。

 といっても、今回のメインは固定するゴムの交換。前は昔流行ってた中華ヘッドライトを固定するゴムで固定してたのを、細めのシリコンゴムに変えたというだけ。
 オレンジ色の太いのがそれ。いちおう緑の輪ゴムもつけてたけど、一週間ほどつけっぱにしてたらご覧の通り劣化してボロボロ。それを乳白色のシリコンゴムに交換。
 この乳白色のシリコンゴムは、オレンジ色のシリコンゴムと違って元々は携帯ライトのガラス面の防水に使うOリング。手で引っ張ると半透明なのが真っ白になってコレ大丈夫か?と思うほど。
 あと、このゴムで固定しているリアライト、ライトというよりは注意喚起のための点滅灯で、左右で赤青の小さいLEDが5秒ほどの間で点滅する。中華のリアライトでこういう点滅式のはやたらギラギラ明るいし、点滅感覚も短くて、後は自分には見えないんだけども落ち着かない感じがしてた。


 なんかTwitterバイクの組み上げも中断してる。フォークの修正加工に手間取ってめんどくさくなってるせいだが、このリアライト?を取り付けてるStarshipの乗り心地が、前に購入した中華パワミラコピーサドルに交換して格段に向上して、これに乗るのが楽しくなってしまってるのもある。どうせ乗るといっても買い物やちょっとした用事で数キロ乗る程度なので、ペダルを漕いだら素直に反応するのがなかなか良いのだ。長距離乗るんだったらまた疲労もあって印象も違ってくるかもだけど、昔の自転車で満足しちゃってると、その後買ったフレームとか要らなかったんじゃね?とちょっと複雑なキモチ。リアブレーキも、長期間の放置で劣化してたブレーキシューのゴムも削れてきたようで、大分効きが良くなってきた…んだけど、やっぱ制動力は物足りない。

豚レバ#12

 主人公が無事転生先から帰還してEND。王が主人公を元の世界に戻すといっていたけど、冷静に考えて主人公は用無しなので、元の世界に帰ることができるか否かは別にして、そのまま殺しちゃってもおかしくないよね…とか思ってた。ヒロインが主人公に好意的だった理由も納得のいく形で示されて、基本的には伏線も無事回収されて物語としては完成度が高いまま終わったといえる。自分はこの転生先のシステムがもっとどうしようもないものになっているとかディストピア的なものを予想してたんだけど、そういうのもなく形的にはHEで終わって視聴後感もしっとりしててなかなかよかった。
 なんか元の世界に戻って仲間も得て、また元の世界に戻る…という続きがあるということが示されてたんだけど、このへんはどうだろ?。気になってネタバレでない範囲でggってみたけど、原作は今年3月でシリーズ完結扱い、かといってアニメ化された範囲は一部でしかなく、今回示された内乱がどうのといった話でシリーズ終盤まで引っ張られているようなので、別に2期があってもおかしくはないけど、公式から続編製作決定の報もないしアニメ続編はもうないか、あるとしても成り行き次第のような気はする。
 まぁそんなわけで、不穏な空気を常に纏いながらも物語としてそれほど奇を衒うわけでもなく、毎回面白いと感じることができた作品だったな。

魔女と野獣#12

 前回の話の続き。そういや馴れ初めの話だったな…。いちおう魔女であるゲストヒロインを救って、次は別の階層へ…ということで物語はまだまだ続くよEND。原作は昨年から休載状態なのでこれもよくわからんな。アニメのヒキとしてはいかにも続編があるような雰囲気だったけど、いちおうヒロイン?が元に戻るというミッションはあるにしても、今までの構造がオムニバス形式のトラブルシューティングだし、気になる人は原作にどうぞ…といっても休載状態じゃなぁ。休載直前までの話でアニメ化できるほどのエピソードのストックがあるのかもしれんしないのかもしれんしで…。
 というわけで、なんやろ?悪くはないんだけど、なんか物足りないというか、かといって何か上滑りしてる感じでもないんだよな。こう、敢えてスタイリッシュにすることを避けてるというか、そのへんシナリオとしても美術面としても突き抜けてるという感じがしなくて、いろいろな要素でバランスをとってるという印象が強い。人間の感情とか欲望とかをそこそこ描けているとは思うんだけど、上述の通りバランスをとって敢えて切れ込むことをしてないように見えるんで、どうにも薄味と感じてしまってるという。
 物足りないという感想は持っちゃってるけど、個人的にはそこそこ次が楽しみな作品だったし、そうよのう…、堅実とでもいう方がふさわしいかもしんない。

メタルー#13

 正体を現した人形遣いと戦って勝つ話。あーなるほどね…。前回までやたら自己決定権にこだわるセリフばっか強調してなにか不自然に感じてたんだけど、ようやっと腑に落ちたという感じ。要するに自分たちが自己決定権を持っているというのは勘違いであって、そう思わされてるだけなんじゃないかというのが答えであるし、本作最大のテーマだったというワケだ。まぁこれはなるほどで、日本人は日本が民主主義の国だと思ってるようだし、法治国家だとも思っているし、なんなら近代国家であることを疑いもしていないけど、アベが仮病から政権に復帰して、しかも暗殺されて数々のアベの悪事が暴かれることになって、もう今となっては日本は民主主義の国ではないし、法治国家ですらないし、ましてや近代国家であるなんて何の冗談をおっしゃってるんですか?みたいなことが次々と証明されてきてる現状そのものを表してるという…。
 かといってねぇ、この作品における「ネアン」と呼ばれる人を模したアンドロイドたちが仮に自治権を獲得したとして彼らが彼らの集団をうまくまとめられるか?といわれたら、こう思い込みとか熱情とかで解決する問題ではないのでおそらく混乱を引き起こすだろうし、それは日本の現状ともピッタリ一致する。民意を得た旧民主党ですら支持者を裏切って自民盗の政策をゴリ押ししたし、今リベラル達の主張がことごとく裏目に出てるタイミングなので、かといって権力層である自民盗を頂点とする政官財トライアングルが権力の座に居座るのもマズいけど、それと同格の勢いでリベラル達が権力を握ってもロクなことにはならないというのも容易に想像がつくわけで…。でもまぁそれでも我々が前に進むためには既得権益層と戦って彼らを排除しなきゃ話にならないし、権力層のバックにいる合衆国、ようするに本作でいう簒奪者を真っ先に叩かなきゃならないのも間違いのないところで、それを示してるのがヒキの描写ではあるんだろう。
 うーん、なんか難しいな。この作品の場合、結果として権力層の思い通りにキャラは動かされているように見えてるけど、主人公達は旅を通じて現実の残酷さややるせなさを目の当たりにしてるし、それではいけないと必死で抵抗しようとしており、確かに現状を変える力は持っていないし現状を変えられてないけど、そこにはちゃんと抵抗の意思があってちゃんと現実と切り結ぼうとしてますよ…ということが最終回で描かれていたけど、物語として面白かったか?といわれると、そこはイマイチだったかな…という。まぁ結論が結論だし、物語としてクライマックスでちゃんとカタルシスが得られてメデタシメデタシみたいなシリーズ構成にしにくい素材ではあるのでしかたがないのだけども、これ、今の若者に伝わるの?という点を見てもそれは難しいんじゃないかなーという感じ。自分は若者が決して諸手を上げてアベを支持してたとも思わないんだけど、しかし確かに彼の扇動に乗っかって支持してた若者も決して少なくない数いたことも間違いないと思っているし、自分の利益のためなら喜んで民主主義を破壊する手伝いをする層は日々ますます増えてるんだろうなという風にも思っているので、この作品のメッセージはなんか砂漠に水を撒くようなもんだろうなとぼんやり思ってしまうとかそんなの。今の日本がしんどいのは、自民盗がロクでもないのは昔からだけど、リベラルの劣化が著しいことなんだよなー。だから、仮にこの作品のメッセージがリーチしたところで、そのリーチした層がどこを寄る辺にしたらよいのか?と考えると、なんか唸るしかないというか…。
 この作品を視聴していて後半あたりからリコリコを思い出すことが多くなってたんだけど、あちらはあちらで主人公側はこちらとは正反対で、むしろ権力強化側に手を貸してしまうというなんか萎える構造になってたんだよな…。主人公のライバルである緑髪の男の方がまだ自律の気概を持ってたワケで、その辺はこちらの作品の方が主張として自分にはしっくり来てるんだけど、どうにもね。出渕裕がなんでこんな歯にものが挟まったような作品を作るのかと、今までは出来の微妙さに辟易してたけど、最終回に至って彼がなんでこういう作品を作らざるを得なかったのかそのへんはなんかわかるーみたいな思いもあってこれが時代の変化なのかなと思った次第。

ダンジョン飯#13・14

 妹ちゃんがまたいなくなってふりだしに戻るの巻。うーん、またかよーみたいな脱力感。かといって妹ちゃんをパーティーに復帰させて別の話を組み立てるのもまた原作者にとっては違う話なんだろうなとも思うから、このへんは読者も我慢のしどころなんだろう。
 しかしやっぱりTTRPGの作りだよなー。ファミコン時代からのJRPGと違って、TTRPGはコミュニケーションを通じてしか情報が手に入らないし、ゲームマスターとプレーヤーが共同して一つの物語を作り上げるのではなく、プレーヤーはゲームマスターが用意してるはずの答えを探るのが大きなミッションだから、むしろ謎解きとでもいうべきだし、もうそういう構造は本作の根幹に据えられてる感じ。原作は漫画だし、アニメ化されることで、読者や視聴者は自分が積極的に情報を取りにいかなくても済むようになってるし、そのへん親切設計なTTRPGとでもいうべきもんだけど、物語としてスッキリしてないし、かといってそのへんは文学作品とは違うものだし、やたら説明口調が多くてコミュニケーション過多に感じてしまうのもまぁ仕方がないんだけどね…。

ゆるキャン△3#1

 人気作の続編。前期が大名旅行で終わってたからちょっと心配だったのだけども、高校生らしい話になってて少し安心。映像もハイクォリティだし見ごたえは抜群だけど、個人的にはちょっとクドいかなーという印象はぬぐえなかった。

まどめ#1

 ラノベ原作のアニメ化。公式サイトのイントロ読んで、異世界ハーレムに近い印象を持ったので結構楽しみにしてたんだけど、#1みたらどちらかというとイケナイ教に近くて、しかもイケナイ教よりもダメな雰囲気がプンプンする…。モテないクンが女をモノにするためには、権利意識の肥大化した女を相手にしてはならず、自分がカネを持っていて女は経済的に依存するしかない立場でなくてはならず…という時点でもうダメだ―と思うしかないんだけど、男が貴族出身でないことや、異世界転生でボーナス貰ってるとかでもないのがまだ救いかもなーというところ。

花野井#1

 少女漫画原作のアニメ化。愛が重いメンヘラというより今流行の発達障害っぽい男にロックオンされた、これまたアセクシャルな主人公との凸凹恋愛モノか…と思ってたら、どうも見終わったところでの自分の大枠としては、これ見合い結婚のメタファーなのでは?という感じ。まぁどう考えても年齢的にはどちらも第二次性徴を終わって、子作りのために発情してる時期だと思うんだけども、女は女でそういう動物としての衝動がイマイチ足りないし、男の方もそういう発情期のオスの行動というよりは何かに精神的に追い立てられてるような雰囲気を感じる。男の方は特に眉目秀麗で学力も高いという話だったから、承認欲求に飢えてる感じはしないし、現段階はいろいろ隠蔽されてる模様。
 ただなー、男の姿はパッと見、「女は女というだけで男より優遇されるべき、男は女のすべてのお気持ちに寄り添うべき」のキチフェミにとってはまさに理想の男子像なんだよな。ただ、今回彼がフラれてたようにそういう姿はとても生物としては不自然で、女がマトモであればあるほど「何コイツ、怖っ」ってなるのがフツーだろうし、これを理想の男としてるキチフェミですら、男のこの過剰適応を見て「何その態度、イヤミでやってんの?」とまるで自分を非難されてるように感じて逆ギレしそうだしで、それを恋愛脳に毒されてない主人公を通じてその歪さを暴くって感じのメッセージ性を受け取ったようなそうでないような…。
 自分の子の見立てが正しいかどうかわかんないし、ただそうであると仮定してその構造を把握してしまったのだとしたら今後の二人の関係性を深めていく展開はダルくてみてられそうにない可能性はあるんだけど、とりあえず#1としては全然自分にフックしたというところ。

WB#1

 マガポケ連載のアニメ化。週マガの文字列がOP映像に見えたからそっち連載かと思ったのだけどもネットのほうか…。ただ、公式サイトのイントロ読んでかなり興味が湧いてたし、#1ではそこそこフックしたので期待外れってことはなかった。
 現状地方では、学力高めの層はそこで少年期を過ごしても、都市部の大学に進学してなんなら就職ではその地方に戻ってくることもないし、地方はそうやって選別の結果マイルドヤンキーが残るって構造になってしまってるから、マイルドヤンキーのマイルドを取り去って、残された人々が地方を支えるという筋立てなんだろうなとは思ってたから、今のところ当たらずとも遠からずといった感じか。
 自分がいま住んでるところも、地元の高校生が授業の一環で地元の商店街の振興策にいっちょ噛みするって試みが数十年前に行われて、地方紙でも取り上げられてたのだけども、それで商店街が商店街の形を残したまま生き延びるということもなかったし、少子化の流れも止まらず、振興策に取り組んでたその地元の高校の商業科(まぁ別にヤンキーがそこにいたわけではないが)もなくなってしまい、大局で見たら地方の衰退というマクロ経済を個人や資本力の無い(仮にあったとしても)共同体の努力で何とかなるというものでもないとは思うから、ある意味これはファンタジーでしかないのだろうけど、ただ、これ以上の少子化は何としても食い止めたいと必死な自治体に住んでるものにとっては何らかの示唆があるかも…という意味で今後も期待してるという感じかな。

バーテンダー#1

 漫画原作のアニメ化。この#1を見た限り、サラリーマン向け癒し作品のようにも思うんで、自分もその方向性で見ていくつもり。トリビアあたりも期待して軽い気持ちで。

第七王子#1

 なろう原作のアニメ化。前期が結構アニメを負いきれなかったので、今回は御縁がなかったということで…とスルーするつもりだったけど、こんなあからさまな親ガチャ俺TUEE作品をわざわざアニメにするのも、割と批判的要素があるのかな…とか期待して。#1を見た限りやはり凡百のなろう系だったし、ドラマやストーリーには期待せず…といったところ。

出来そこ#1・2

 これもなろう(以下ry。追放系は追放系だけど、主人公が清々しいほど無双してるから、これも視聴対象にしたのは失敗か?と思わなくもないが、番組改編期の時間が余るタイミングだし、ダメならスパッと切ればいいか…という感じ。


狼と香辛料リメイク#1

 原作のアニメ化がかなり昔にあったけど、続編ではなく作り直し。内容を結構忘れてしまってるけど、中世の貨幣経済についてはご都合主義の部分が大きくて前作は話が進むにつれイマイチ感が高まっていったような気がするが…。初回を見た限り、関係性の描写は雰囲気出てたけど、これは前のアニメでもあったと思うんで、やはり中盤以降からが勝負かな…。


メアド変更、大変やった…。

 ようやくメモしておいている分については登録サイトのメールアドレス変更が終わった。もうサ終しててサイトすら残ってないところもあったけど、割と残ってるサイトが多くてこんなものかといったところ。ただ、サイトは続いていてもアカウントが容赦なく切り捨てられてるところもあってどうにも。オモロイのはいろいろなバリエーションがあって、

  • メールアドレスがIDになっていて、メアド変更が不可のもの。
  • メアドがIDだけど、メアドの変更ができるようになっているもの。
  • メアド変更の折、旧メアドのアカウントが必要なもの。

 メモしてあったサイト分はいちおう変更できる分は完了しておいたけど、メモするのがめんどくさくてGoogleの自動記録に頼ってる分はまだ手をつけてない。数日にかけて変更手続きをしたけど、丸一日とは言わんけど、午前中に作業を開始したら夕方ぐらいまでかかるぐらいの時間はかかってたな。

終末トレイン#1

 ポストアポカリプスがテーマのオリジナルアニメ。あー、水島努監督なのねー。最初は鉄オタに媚びた内輪ウケ的な作品かなーとか思ってたのだけども、結構シリアスに作ってあって、ヒキの激情演出とか見てると結構自分もガッチリ掴まれた感じ。日本を変えたという7Gとかいう災厄も、おそらく小鼠ケケ中の規制カイカクあたりなんだろうとぼんやり思ってた。