サイコ3、ちょっとなぁ。

 全8話の第5話だし、まだまだ途中経過であって、話の中心は現時点では公開NGのメインキャラ二人の謎というゴールセッティングがされてるので、今までのお話は依然前フリでしかないんだけど、正直なところやはり第1期と比べて今一と感じてる。ただ、ぼんやり話を追っているぶんには退屈しないし、殺陣など見どころもあってテキストも絵もクォリティが低いわけではない。


 第1期は、数々の猟奇事件はシビュラシステムが普及したあとのことなんで、あんな残酷な事件が起こるのは監視社会が人間をおかしくしたからという前提がある。監視側は当然にして権力側なのでその歪さも描かれていたし、システムの隙間を通り抜けて好き放題するのも出てくるやろ当然というのも描かれていた。キャラも監視側の人間ではあるが、まかり間違えばその権力側からスッ転げるし、その点では監視対象と何ら変わりない。それら諸々の描写を通じて監視社会クソじゃね?というメッセージだったと思ってた。個人がシステムの矛盾に気づいて真実に達し、それを監視社会が脅威と判断すれば権力側が取り込みにかかるってのもまぁ自然なことで、もちろんそこで取り込まれるのは倫理的に間違いではあるのだが、では、実際権力側に対抗できる力もなく、仮にシステムを壊せるとしてもその代替物を全国民に提供できるわけではないし、そもそも理解者がほぼ皆無な状況で、権力に取り込まれるという判断をしてもそれは個人の選択として仕方なくね?というのはあるのであって、だからそんな羽目にならないよう常に監視社会にならないよう権力を抑制し続ける必要があるよねという主張になる。なんというか自分が維吾爾に旅行したのも、もう約10年も前になるのだが、街中監視カメラだらけという前知識をもって行ってみたら本当だったよという驚きもあったし、実際自動小銃を持った小隊を数回見かけもした。なるほど中国監視社会になりつつあるなという確認はできた。中国がそれだけ監視を強化したのもそこが紛争地域だからなんだろうって認識ではあったが、さて、日本に帰国してみると、都市部は中国に負けず劣らず監視カメラだらけだったのに驚いた記憶がある。なので、おそらく虚淵も日本も監視社会の方向に進んでいるとの認識があって、それに対する危機感を第1期の中にビルトインしていたと思っている。


 で、この第3期だが、ヘンな話、監視社会化する日本に対する危機感はほとんど感じられない。なんつーか、マーケティング重視というか、もう映画化されるまでの人気になり、ウケた層がどうも大きなおねえさんであったらしく、この作品もメインキャラ二人のカップリングをみるにつけターゲット層モロ女というのは誰も疑いようのないことだと思う。で、その二人が正義のヒーローであるために、監視社会を守る存在なんだからその根本であるシビュラシステムも善側でしょという前提で、個人的にはなんか萎える~といった感じ。二人の上司である霜月も、なんのかんのいって現実のクソさと戦う、二人に理解ある保護者って立場で、え、これ女性の管理職増のためのアファーマティブ・アクションなの?といった忖度ぶりで、まぁメインターゲット層F1だから視聴者と一体感出すために仕方がないよね…といった感じ。もう主人公側のキャラのほとんどが社会を良くするために頑張ってるイイ人って立ち位置で、監視社会に対する疑問も警戒もなくて、権力の狗になってることへの批判がなくてもうね。トラブルシュートの結果、庶民が助かったからめでたしめでたしとなってるケド、結局それは権力の強化にしかなっておらず、全体的に見たら搾取構造が強化されているんだったらなんの意味もないんだがな…と思うのだが、少なくとも今の段階では社会構造の変化に対する危機意識なんてものは感じられない。
 まだ正体がはっきりしてないが、コングレスマンという立ち位置を示して、それがシビュラシステムをハックして不当な利益を得てる(おそらく悪徳政治屋経団連、そしてその位置を狙う若きアントレプレナーあたり?)層を登場させているが、これもやっぱりシビュラシステムは正しいのであって、コングレスマンはシステムに寄生する穀潰しみたいな印象を受ける。
 なので、今までの流れだと、第1期で感じられた、社会に個人が圧殺されるという空恐ろしさというのはもうすっかり影を潜め、なんか成り上がるのが目的のちっぽけで欲深な現代貴族が社会の富に群がってる中、昔の刑事ドラマ風に見目麗しいキャラたちが頑張ってくれてますよ~という小さなスケールのものになっちまってんじゃネェの?っていうイメージ。


 まぁ今回までの都知事選エピソードで、AI云々はともかく、特定権力層の利益のためにアイドル担ぎ上げて印象操作とか、社会批判要素がないわけじゃないし、そのへんメッセージ性が過度に歪んでるってこともないんだけど、設定や話運びがこの作品に比べてもう足元にも全然及ばない超余裕のほうが個人的にはよっぽどワクワクして視聴しているんで、批判というより世の中不思議なことがあるもんだなぁというのをしみじみ思い知らされているというか。


 いや、繰り返すけど、全8話予定であと3話もあるし、前編中編終わって、どんでん返し確定の残り後編がフルに残されている段階なんで、本当の評価はこれからってところ。あと、別にアニメ制作側としては社会に対して警告を発することが目的ではないし別にそうでなくて全然構わないんで、これでカネ儲けができればオッケー、それでいいんじゃねとは思う。あんまこの作品の人気に関して追っかけてないんだけど、そこそこ人気出てるのかな~?。

リンドリ、ヘル子取ってみた

 先週実装された潤井ヘルトルーデ2nd、ちょっとツボに来たので溜めてたガチャチケ回してみた。
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 一枚は強豪Lv50で貰えるので、ガチャでお迎えできたのは2枚。自動育成でちまちまLv上げしてたのだがどうにも強豪相手に貢献しないので業を煮やして、ガチャチケ引いたときにわんさか湧いたSRをエサにしたのだが、三枚目は自動育成を利用するためにそれでもちょっと足らず目にしてる。表示攻撃力は低いが、特攻がついて実際の攻撃力は四倍になるのでちょっと凶悪ではある。サブデッキ実装前は★1のぶんだけ控えボーナスが減っていたが、メインデッキに★4を並べておけば控えボーナスは手持ちのカードの最大値が発揮されるので、なかなかのものがある。獲得名声ptも5割増しになるので、最終日を待たずに500000pt報酬は既に獲得済み。せっかくこの特典があるのに、土曜開始のスペシャルワンマッチ、終了間際に寝落ちしてたせいか、最上位報酬を逃した。すごくもったいない。まぁ報酬の服部涼1st、4枚獲得していて既に★4に育成して戦力化済みなので、痛恨の極みというわけでもないし、もう一枚取ったところで5Max育成しなおすこともないから致命傷ではないのだが、個人的には確実に取れた報酬を逃す不注意が日常化するのが非常に怖いので、どうにも自分のアホさ加減に参ってしまう。


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 ヘル子、昨年高卒即デビューした新人という設定。誕生日が12月だから、おそらく今はまだ19歳のはず見返してみたら中卒即デビューだった。なら今高二の16か~。1stはまだデビューしたてで化粧っ気のないあどけなさがあったのだが、2ndでは1年経って生活に余裕が出てきたのか化粧も覚え、色気を出して大人のオンナに背伸びしてきたという感じがする。そのまだ若い、ギラギラした果実を…と考えると色々捗ってしまうのだが、該当スレを覗いてみると評価している人はいるにはいるがあんまり人気がなくてちょっと残念というかムフフというか。


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 ヘル子1st。自己紹介見てもらえばわかる通り、性格自体はひょうきん者。2ndを見てから1st見るとちょっと意外な感じがすると思う。


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 実は1st、戦力化してない。★3や★4のちょっと物憂げなファイティングポーズ*1とかも他のカードにない魅力があるんだけど…。2ndが実装された今、戦力化しても実際に貢献する美味しい時期は短い。



 ガチャチケを使うとき、ハレ用リンコス絵を回収するのが至上命題だったから、強豪倒してもらえるのも含めて三枚取りがノルマのつもりで、これは二百枚ぐらいあったガチャチケの半分ほどで二枚獲得で達成した。もうこれで満足してたつもりだったのだが、欲が出てもう一枚とって★4にしようと残り百枚強のガチャチケを結局全部消費したのだが、あと一枚は出なかった。まぁそりゃそうか。あと一枚が戦力として一番美味しいタイミングなんで、その先の課金ガチャに誘導するためにそこで確率絞るのは当たり前だよな…。まぁ実は出ないのを半ば確信に近い形で受け入れていたので、出ないのを確認するためにガチャを回したようなもんではある。少なくとも百枚使って一枚も出なかった最新リデザのゆきめちゃんよりはるかにマシではあるんで…。

*1:画像のリンコスは★2のもの

バビロンちょっと驚いた。

 うーん、ガワがセンセーショナルだし、思ったほど奥深くもなくって、それこそ前回からの流れで言えば、ユーチューバーのお面の子供の立候補の件、手続き段階で誰かわかるしそれ以前に自殺しようとしている父親は誰?と一言聞いてれば正体がわかるものを、公開討論会でさも初めて知ったみたいな演出をするのは、もう視聴者バカにしてんのかといった感じなのだが、この作品もやっぱりというか、作品自体を推してるんじゃなくて、あくまでアベ批判がメインなのがわかってしまうと、そういう本質でないことを槍玉に挙げるのは筋が悪い。
 


 で、何が驚いたのかというと、これ超余裕でも述べた通り、あまりにも事実とのマッチングが素晴らしいということ。正直自分で言っても荒唐無稽としか思えないのだが、これ、今話題の桜を見る会にピッタシターゲットを合わせてたと思うしかない。そもそも桜を見る会の違法行為、元々は共産党が春の時点で一度問題にしてる。なのにすっかり忘れ去られたかのような扱いで、今、再び話題になってる。そして、この作品、以前はもっと早くアニメ化しとくべきと言ったのだが、割とクォリティからすると急造感が否めない。人物作画見ても直線的な筆運びが多くて、一話仕上げるのにかかる時間はとても少ないと感じる。ヘンな話、3月辺りに企画をでっち上げて、この瞬間をゴールとして製作されたと考えて、時間的には十分な実行可能性がある。実際アベの犯罪に関し、あれだけ多数の証拠付きで白日のもとに晒されて日本国中が大騒ぎしても、東京地検特捜部は一歩も動かなかった。昨日あたり市民団体が刑事告発したようで、これで検察も嫌々ながらでも動かざるを得なくなったとは思うが、糾弾するのが誰もいなかった場合、警察も検察も確実にダンマリだった。


 さて、今回のお話、未だに対立候補側が悪だと考えてる視聴者がいてもおかしくないとは思うんだが、そして、今回のヒキの猟奇的行動の描写がまたトリッキーだなと思うのだが、整理してみるとやはりヒーローは対立候補であり、悪役はどう考えても主人公側。公開討論会対立候補が主張を取り下げただけでなく、息子との対話を通じた演説でそれなりの支持を獲得したわけで、その段階で主人公側が対立候補を拉致する口実は失われている。なのに、結局主人公側は作戦の変更をせず無理やり実行した。結果として拉致は失敗したのだが、主人公は行動開始といってるわけで、これ犯罪を実行したという記号。失敗したから犯罪ではないというのではなく、犯罪を実行したが失敗したので、「未遂」扱いになる。この段階で実行部隊の運命は決まったといって良い。法を守るべき警察や検察が、明らかに自分でも悪いとわかっていて、状況の変化にも対応できず、計画を変更することもなく実行したのだからこれはまぎれもなく犯罪。成功したら当然彼らの犯罪は隠蔽され、絶対に罰せられることはない。対立候補側が今回実行部隊を全滅させたのも当然で、ここで少しでも情けをかけでもしたら反撃されて一網打尽にされる。最後のシーンを除いて対立候補側がやったのは囁くことでしか無く、犯罪性は視聴者でも皆無だとわかる。


 最後の猟奇的シーンも意地が悪くて、対立候補側に自分は悪だと言わせているが、あれ逆説的に悪いのは主人公側だといってる。切断の瞬間もモンタージュ技法をつかって主人公の家族の描写と重ねていたが、あれ、それだけでなくて、次攻撃してきたらこんどは主人公側の家族がターゲットになるということを示唆してる。作中でも本人に述べさせていたが、ちょっと囁くだけで自滅させられるのに、なんで露悪的になるのか、その意味はもうこれはオマエと同じことをやってるだけだというだけの話であって、極めて意図的。それに対する主人公のセリフは、やめてくれというのと、悪について考えるというだけで、自分が悪かったとは一言も言ってない。これ、まさにアベの態度そのもの。今、この瞬間、あれだけ桜を見る会での違法行為が白日のもとに晒されても、やはり自分が悪かったとは一言も言ってない。このアベの態度、警察検察の態度、見事に今の状況に「完全に一致」してる。半年前に、今日この日をターゲットにして、きっとアベは態度を変えないだろう、警察検察も絶対アベを逮捕する方向には動かないだろうと見きった上での、この現実との見事な一致、ホント自分でも信じられないというしかない。


 しかし曲世愛というオールマイティーを使わなければ成立しないし、そのへんやっぱ文学寄りではないんだけど、そうでもしないと抵抗側はただただやられるだけになるわけで、世に問うだけのものにならないのも事実。超余裕もそうだが、この作品は製作の名前にある通り、どちらも強く市民革命の必要性を述べてるの、なかなか世が極まってるなという感じがする。半年前はこんなに社会批判が激しい作品は少なかったし、個人的に違和感があったぐらい。それが今期は社会批判系の作品が多い上に、前回述べた通り、今となっては壊れてしまった学校的価値観を復権させる動きも多数感じられて、これ、おそらくアニメ界だけでない大きな力が働いてると思う。確証は全然ないし極めて確率の低いものだと思うが、もしかすると近いうちに大きな変動があるのかもしれぬ。

最近のアニメにおける学校的価値観の復権

 もともとはぼく勉で受験そのものを題材にした作品がアニメ化というのに驚いていたのだが、さらに驚いたのはこれが週刊ジャンプ連載であることだった。ジャンプといえばかつては600万部を誇った化け物週刊漫画雑誌だったわけで、その頃のジャンプに対する自分の印象はあんまりよくはなかった。すべてがそうだというわけでもないのだが、読者に媚びてこんな下品なこともやるのかといった連載があった記憶はある。いちおうその後H×H騒動もあって、試しに友人宅にて初期のを読ませてもらったことがあるのだが、物語を奥深く構築していて、これがあのジャンプ連載だったのか、そりゃ富樫も怒るわなという時期は知っていたので、もちろん現在が過去の編集方針と違っているのは理解しているつもり。そしてぼく勉がジャンプ連載であるということを知り、とうとうジャンプも社会的影響をかなり意識しているんだなと思い至ったわけだが、学校の勉強に対する扱いが、ここ最近のサブカル作品にて好意的に扱われ始めているのに気づいて、どうも意識が変わってきているのかなという感じ。


 自分が漫画やアニメで学校という場がどういう扱われ方をされてきたのかについては、もう全く「学校の勉強よりもっと他に価値のあるものがある」というステレオタイプが大半だったという認識。特にスポ根において著しく、モチーフになってるスポーツに類まれなる才能や努力で成果を出すも、学校の勉強で赤点をとって追試を受けさせられるという描写がそれこそお約束として挿入されているというもの。スポーツを通じて主人公が輝いているわけで、一にスポーツ二にスポーツ、三四がなくて五にスポーツなんだから、優先順位は当然にして六番以下なのであって、むしろ主人公がスポーツをやるための障害になってでもいるという扱い。主張的にはスポーツばかりやらずに勉強にも力を割いてバランス良く成長しろということなのだが、まぁそんなのは制作側のエクスキューズでしかないのであって、視聴者はどちらも重要だと受け取るはずがない。


 勉強を主題とした作品は別に昔からあったわけではあるが、「強く推奨」扱いされたのはドラゴン桜あたりが記憶に新しい。同じ東大に合格するというテーマであっても、東大一直線とは全然好意の方向性が違う。ただ、ドラゴン桜はマイナー誌だったわけなんだが、昨今の作品はもうマイナー誌メジャー誌関係なく、多種多様なメディアに取り上げられているように思う。


 では、今期のアニメ作品にどういう取り上げられ方をされているのっか見ていきたい

  • のうきん

 魔法学校での授業を真面目に受けてハンターとして自立する。

  • ZX

 世界の危機に直面して、学校で能力を高める

  • 慎重勇者

 ぱっと見関係ないように思うが、主人公の筋トレでステータスを上げる行為は、地道に努力するという学校的価値観の提示。

  • 司書

 文字文化に対する肯定的態度

 主人公周りがほぼ優等生

  • 暗殺

 ヒロインが家庭教師の指導に従順。

  • 超余裕

 主人公たちの知識はあきらかに学校教育にて獲得されるもの

  • ぬるぺた

 学校に行くのを至上命題にしてる

  • 歌舞伎町

 主人公がいるダウンタウンは学校的価値観とは対極の位置にいるがだからこそスリだとかマイナス評価になってる

  • 戦恋

 主人公モロ勉強の虫。コミュ障を克服するのではなく学校の勉強に価値をおいてる

  • この音

 主人公はともかく、序盤の中核メンバーである部長は典型的な優等生。生徒の自主性でスキルは伸びるが、さらに上を目指すなら然るべき先達の指導を受けるべきという流れ。

  • ぼく勉 

 いうに及ばず。といっても後々細かく言及するかも。



 あと、学校所属だが、あまり深入りしていないのに、神田川ちはやふる、俺好き、ライフルあたりのキャラにあてはまる。神田川、俺好き、ライフルは関与が薄く基本的にニュートラルな態度。ちはやふるは連載開始時期が早いせいか、やはり古いタイプのスポ根で、学校的価値観の優先順位は低い。が、ここ最近の話だと主人公がかるた部の顧問になりたいと言い出してずっこけた。



 10年ぐらい前までは、学校の勉強が将来なんの役に立つんだ?とか、今の学校の勉強よりもっと実学よりの教科をと言われていたように思う。割と早めに田植えをする大学が学校の勉強すっ飛ばして一芸入試とかやってたのもかなり前だし、私立大学あたりが率先してコミュ力重視で学校の成績より重視して入試を行っており、その波が国公立大学にも及んできてる。そして前述した通り、それよりずっと前からサブカルではかなりの作品が学校の勉強より大切なものがあるというのを根底にしたテーマづくりをしていたように思う。


 それがこんな有様。ちょっと自分であらためて学校的価値観に肯定的な作品と否定的な作品をよりわけてこんなにはっきり結果が出るとも思わなかったぐらい。スポ根なんて顧問そっちのけで生徒の自主性だけで全国大会などの結果を出すだとか、努力をしないわけではないんだけど、努力が実って成果を上げるというよりは実戦で成長するとかもう親の顔より見たというぐらいありふれていたので、なんともこの手のひら返しは潔いと思うぐらい。


 もちろんこの転回には制作側のほとんど共通した認識があるからというのは明らかだと思うんだが、それはまぁ別の機会に。

ルフレレイド終わる。

 結局前半連勝SRをフルマカを目指した勢いで、後半連勝もフルマカまで超レアを倒した。おそらく3500位以内はできてるはず。2500位が目指せれば金鍵SR四枚取りも視野に入れてたが、一時間前でボーダーとの差が5000万ほど。おそらく炭酸を200本ほど費やしてようやっと届くということなので、諦めることにした。確かめてみるとPOPCOOLが600~700、SWEETが1200ほどなので、リング交換で一枚足したほうが得策と判断。
 連勝SRの篠宮、どうも手持ちにない。フルマカしたら手持ちでは一線級のステータスになるので頼もしい戦力になるはず。



 あと、やはりアニバカードのマカロン、レイド総pt2億だったから、6億はちょっと手が出ないというのは正解だった。

今期アニメ折返し。

 4thQは年末進行なので、アニメ律儀に13話やらないと思う。なので、現時点で折り返しを過ぎた段階。ラストにターニングポイントをおいている作品はその限りではないと思うが、現時点でエンジンのかかってない作品はもう浮上しないんじゃなかろうか。ネタバレ多め。


  • バビロン 3話にてやはり主人公権力側に転んでた。しかしあまりにも自然でキャラに葛藤させてないから視聴者の一部はまだ勘違いしてるかも。剣道道場のときにわざわざ言明させてたからエクスキューズはしてるけどね。公開討論会でもちょっとずっこけたのだが、これ、主人公側が悪であるというのを念頭において視聴しないとキツいと思う。主人公奮闘記という形にしてるのは狙ってやってるのであって、そのへんトリッキーだなという感じ。
  • のうきん タイトル見たら英題が「god bless me?」とあったので、「能力は平均」というタイトルは意図的なミスリード。正直テキストは平凡だし、コレみるぐらいならもっと面白い作品はあるよといったところだが、バランスは優れていてストレスを感じないので悪くはない。お子様向けの童話みたいな感じかな。
  • ZX カードゲームの方を知らないので、ゲームの世界観通りなのかはわからないのだが、アニメオリジナルだということならば再統合という単語が鍵なのかなといったところ。典型的な萌えアニメなのでテキストはそれなりだが、逆にそれ目当ての人向けには手堅くまとまってる感じ。
  • 神田川 ドラマ部分とレース部分の落差が激しい。ただ、ドラマ部分は判断が難しくて、ゲームの方はアニメの主人公でなく、ライバルキャラ視点のストーリーもあるらしいので、アニメ主人公ルートとしてドラマを作り込むわけには行かないのかなという気がした。レース部分は展開がよく考えられている上に、これおそらくアニメと同じようなことがゲームでもできるんだろうなというのがよくできてる感じ。
  • ちはや とにかく勢いがとぎれないし密度も大きい。ただやっぱり構造はスポ根。あと長期連載モノのアニメ化なのでどうせちょっと掘り進んでまたお休みというのが透けて見えるのがしんどい。視聴者として競技かるたの知識をつけてればもっと楽しめると思うがさすがにそれだけの情熱は自分にはない。
  • けもの道 悪くはないんだけど、このすばと同じ原作者とは思えないほどの落差。原作漫画が売れてないと作画の人がつぶやいていたが、そうだよなと思わせるものはある。けものがマイノリティのメタファーなのはちゃんと作品中に織り込んでいるしメッセージ性は十分なんだけど、うーん。やっぱり主人公が現役時代のリソースを保持したままリタイアして好き勝手やってるという構図は個人的にはしんどい。
  • 慎重勇者 個人的には今期イチオシ。最新話でもサブキャラに自己犠牲を強いる構図を描いていたが、まんま戦中の特攻隊のメタファーでワロタ。結論の、他人に自己犠牲を強いるのなら権力側がまず率先垂範しろというのもわかってるなという感じ。視聴前は平凡なパロディモノだと思っていたので望外の拾い物。
  • 俺好き 自分の中でだんだん評価が下がっていて悲しい。あすなろエピソードの、意中の人を孤立させて心の隙間にもぐりこむ…という手段、これ自分が中高生の頃もこういう手段があるということを耳にしてた。しかも仕掛ける側はクラス中の女子と示し合わせて徹底的に孤立させるというものだったから、この描写でもヌルいヌルい。これ、主人公が危機に陥っても解決の際には相手キャラが借りに感じて次からは強固な味方になるので、物語が進めば進むほどハーレム化が酷くなる。タイトル詐欺で、「俺を好きなのはみんななのかよ」。後半でどんでん返しがなかったら構造的につまらなくなる一方だと思う。
  • 司書 これも微妙な感じ。私家製本を見つけた段階で主人公はもう貴族の雇われになるか坊主になるしかないのだが、粘土板や竹簡、パピルスの試行錯誤をやるのは筋が悪い。ここに来て主人公が本を作ることにこだわる意義が個人的に感じなくなってる。本を大量生産しても一般市民が文盲を克服して本を買えるだけの経済力にしなければならないのだが、その目標設定は過大すぎ。別にこれは中世ヨーロッパのことではなく、中世ヨーロッパ風のファンタジーなので目くじら立ててもなとは思うのだが、日本で王朝文学が発達したのは、基本日本の貴族は律令制度下の官僚だったからであって、中世ヨーロッパの貴族は大半が文盲だった。なので、主人公が貴族の雇われになっても庶民どころか貴族すらも読書文化がない環境で司書を目指すというのは悪手。個人的なこの作品の見所はむしろ主人公の病弱設定。乳幼児死亡率が高かった時代、ある年齢になるまで子供は社会的に人間ではなかったわけで、その様子がファンタジーながらよく考えられているとは思う。
  • さいころ倶楽部 説教漫画っぽい構図だが、個人的にはボードゲームの紹介とそれにドラマ部分をよく絡めているので評価は高い。
  • 暗殺魂 受賞作品だから失敗はないだろうと思っていたのだが、あてが外れた。今の所個人的には雰囲気を楽しむぐらいの価値しか無い。キャラ紹介や世界設定を説明し終わったら化けるかもしれないが…。
  • 超余裕 物語としては愚にもつかないんだけど、現代日本の社会批判としてあまりにも現実とのマッチングが素晴らしいので、なぜか楽しんで視聴してる。主人公の父親が汚職で絞首刑というのにビビッたのだが、そういう提示をする意図がちゃんと伝わるのですごく感心した。原作者にしろこの作品をアニメ化しようとした関係者も、別に実力が足りなくてこういうテキストにしてるんじゃなくて、わざと読者(視聴者)と対話するためにこういう仕掛けを利用しているのがわかって、なるほどこういう方向性もありだなと目を見開かされてる。
  • サイコパス3 手堅い。第1期と比べると、ディストピアに個人が押しつぶされそうになる底知れなさとか、犯罪の根底にある思想の奥深さはすっかりなくなってるので、スゴみはないんだけど、その分ドラマ部分が充実してる感じ。やっぱマーケティング的には大きなおねえさんむきだが、別に男女関係なく楽しめるとは思う。主人公側のキャラから狂気が失われすっかり善人にされていて、「社会構造はディストピアかもしれんが、それ関係なく奮闘してる」って感じ。歌舞伎町シャーロックと同じ範疇。
  • ぬるぺた ナンセンス漫画っぽい作りなんだが、個人的には記号のオンパレードでこの作品こそ底知れなさを感じる。おふざけで作ってるというより結構作り込みがされてる感じ。
  • 歌舞伎町 出来は悪くないけど突き抜けがちょっと足りない感じ。そういう作風だというのもわかるので大きな構造について期待するのは筋違いだろう。
  • 戦恋 河川敷に落ちてるエロ本を探してる中高生向きに一つ作品を作ったらこうなるんかなという感じ。9人もいるヒロインの紹介をやるだけで1クール終わりそうなんで、本当にこの作品に面白さがあるんだったらそれをやる前に終わりそう。
  • この音とまれ 2期に入って新キャラが登場して大丈夫か?と思ったんだが、うまくキャラ同士を高め会える方向に進んでちょっと感心。前半部分は第1期でよく感じていたダイジェスト風味が感じられなくてよかったのだが、最近また飛ばし気味。
  • ぼく勉 なんのかんのいってエンタメとしてよくできてる。この作品も含めて最近やたら学校教育を持ち上げる作品が多くなって来たように思うのだが、ぼんやりかんがえさせられることがあって、それは別の機会に述べるつもり。
  • トクナナ やっぱフツーのアクションモノといった感じ。テキストはちょっと鈍臭さは感じるのだがまぁこんなものかなといったところ。ラストに向かって盛り上がってはいきそうなんだがあんま期待してない。
  • ライフル これも個人的には評価が高い作品。キャラたちがダラダラするのんびり系かと思ったんだけど、練習シーンや競技シーンが思いの外緊張感があって、台詞も動きも少ないのにむしろそこがミソで魅力がある。こんな精神集中力を求められる競技で、試合前に選手同士が煽り合うのはさすがにファンタジーだと思うんだが、それはリアリティを求めたら全体がなんの動きも盛り上がりもなくなるからであって、むしろラノベライクなかけあいが物語全体のメリハリを付けていてかなり出来が良いと感じる。これも一押し作品の一つ。
  • ゴーン やっぱ第1期より出来が良いのだが、主人公のマーリヤ、幼馴染のヴェロニカ恋しやのくだりは自然なのに、仲間のためにというと途端に白々しくなるのはなんとかならないものか。
  • アフリカ ツボにくることは少ないのだが、コスト削減会議こそ無駄と主張するためにわざわざ生き返ったオオハシの叫びには魂が震えた。

 こんな感じ。今の所、慎重勇者とさいころ倶楽部、ライフルの三つがオススメといったところ。

スパイスミル三弾

 蟻特急に頼んでたのが届いた。
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 まぁ衝撃で壊れるものでもなし、パッケージを覆っているプチプチはご愛嬌ということで。


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 なりはスタイリッシュだが、基本クラシカルな木製のと構造は同じ。木製のも買おうと思っていたのだけども、送料無料だし、試しに一つ買ってみて、物が良ければ追加で買えばよいかと思ったのだ。
 3つの部分に分かれる。木製のと違って「蓋」がついてるのだ。


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 プラスチックの部分を取り外して、そこに対象物を入れる。



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 ミル部分。調節ネジがあり、そこで粗さを調節できる。



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 試しに胡椒を入れて挽いてみる。これは細かい。もうちょっと粗目に挽きたいのだが、調節ネジを緩めると思いっきりグラグラするのでまだ冒険してない。まぁパウダー状に挽きたいのなら乳鉢乳棒よりこちらのほうが圧倒的に使いやすい。胡椒も入れっぱなしにできるし。


 実はネットで安いのはないかとggってみたのだが、2年ほど前にはダイソーあたりにも木製の小型の胡椒挽きがあったというエントリーがそこそこ見つかる。が、実際に買いに行ってみると無い。塩や塩コショウの容器がミルと一体になっているのはあるのだが、基本使い捨て。気がついたときには入手不可なのはめぐり合わせが悪いというしか。




 実は似たような製品を前に買っていて、麻婆豆腐の花椒用に試しに使ったことがある。が、ホールの花椒が引っかかるのか、なかなか挽くことができずに結局粉末状のを買う羽目になった。その容器どこかにあるはずだが見当たらない。今回新規購入したスパイスミルで胡椒はこれが最適だというのが確認できたので、これに決定ということになる。というか、実はこうなるんだろうなと薄々わかってたというか。


 ただ、乳鉢乳棒が使い物にならないかというとそんなことはない。気まぐれにチャイにカルダモンやナツメグの皮の部分であるメースを入れることがあり、そのときには胡椒挽きは全く使い物にならないからだ。とはいえ、今の所カルダモンぐらいにしか使えない。メースはなんというか、パリッパリに乾いていないと崩れてくれないからだ。ちょっとでも湿気を吸うと干しスルメのような感じでぜんぜん崩れてくれない。それにメースはコストパフォーマンスが悪く、チャイに入れてもメースの存在感はほとんどないので、次からは買わないと思う。


 あと、この胡椒挽き、ミルの部分が金属製なので、この部分を上にすると不安定になる。値段は3.5USDぐらいで、高くはないが激安でもない。蟻特急のセラーだと1USD台のもヒットするが、その場合送料が別途になっており、結局3~4USD払わされることになる。
 しかし、なんだな、黒胡椒はこれでよいとして、次スパイスを買うことがあったら、今度は白胡椒もチャイではなく料理用に買ってそれ専用に木製のも買っておくかねぇ。まぁつくづくダイソーで取扱中止が残念ではある。



ルフレレイド、今月は流そうと思っていたのに。

 実は今回のレイド、連勝SR四枚取りしたらあとは放置しようと思っていた。が、7周年記念ということで、今月のイベントでノルマを達成すれば対象SSRカードと交換できるSSRラブレターが貰えることが四日目か五日目ぐらいに気付く。これは偶然で、久しぶりに某巨大掲示板の該当スレをぼんやり眺めてラブレターの存在を目にしたからなんだが、それがなかったら気づかずにスルーしてた可能性が高い。
 で、レイドのノルマはSSRラブレターが獲得pt5千万という。しかもステータスをUPさせるためのマカロンを取るためのノルマがなんと6.5億。連勝SRフルマカのボーダーが3億だの4億だのという世界なので、6.5億はちょっと手が出ない。単純に炭酸消費が倍になるのだ。今までハーフ炭酸を集中的に使って、ノーマル炭酸を温存していたのだが、それを全部放出するはめになりそうで、しかも在庫を払底させてしまうと、レイド以降のハンター、対抗戦用の炭酸が足りなくなるかも。


 気づいたときは連勝SR四枚取りのための超レアLv45近くだったのだが、この時点で獲得ptが八百万。後半も連勝SR四枚取りで終わらせるとなると、おそらく総ptは2千万ぐらいと予想されるので、その気がなかったのに結局連勝SRフルマカすることにした。で、フルマカ後の獲得ptが現時点で8千万程度で、SSRラブレターを一応確保。後半連勝SRもフルマカするかどうか迷うが、22:00の差し入れタイムを日を跨ぐように心がけてるので、後半連勝がなにかまだ見てない状態。

スパイスミル二弾

 別途注文してたのが先程届いた。今度は米密林。前回石材で出来ているのが欲しかったと書いたが、その石材のやつ。
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 いつも米密林で注文すると、国内は大抵佐川ロジスティックスに引き渡されるのだが、今回はなぜか郵便局。持ってみるとなんかずっしり重たい。



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 2個注文した。蟻特急で木製のが2個あるし、1個でいいだろうと迷っていたのだが石材だし、密林のレビューでも使っていて割れたとか欠けたとかを画像付きで上げてる人が複数いたので、用心して2個えいやっとポチる。2週間で届いた。



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 箱を開けてみると中身はコレ。梱包を持って揺すってみると、なにやらガチャガチャいうのでおかしいと思っていたのだが、なんと動かないように緩衝材を詰める…ということをしてない。破損対策がパッケージを覆うプチプチと、乳棒乳鉢がゴツゴツあたるのを防ぐダンボールの紙片のみという。トラッキングをみるとケンタッキーからはるばる運ばれてきたのがわかるのだが、割れずに届いたのはなんと評したら良いのか迷う。実は先日やはり蟻特急で紅茶用の急須が届いていたのだが、そっちのほうがよっぽど割れ対策がしっかりしてた。



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 製品全景。これこれ、こういうのが欲しかったんだよ。乳鉢の凹み面と乳棒の当たり面が密着するタイプ。いろいろggって探したのだけども、このタイプはEbayぐらいしかヒットせず、大抵英国のセラーで、二番手に米が来るぐらい。しかも本体も高いし、何より送料が高い。送料が酷いときは5000円近くになったりするのだ。
 ちなみにこれ、本体価格13.49USDで、送料は1個で8.81USD(2019年11月2日現在)。自分は2個注文してその時の送料が12.63USDだった。Payment Grand Total:JPY 4,466と書いてあるので1個あたり2233円になる。


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 米密林でもこの表記だったのだが、おそらく顧客用の商品名はMushroom Mortar and Pestle Set。乳棒の形からマッシュルームと称しているのだろう。石材は大理石。カッラーラマーブルとあるが、本当にカッラーラで採れたものなのか、カッラーラ風の大理石なのか判断はつかない。大理石、モース硬度は3程度だし、もともと石灰岩が熱変性を受けてできたものなので、石灰岩の脆さを考えるとあんまり感心する石材ではない。ggってヒットするこのタイプのものの石材は大抵花崗岩であることが多くて、そっちのほうが安いしなんでそれを使わないのと思うのだが…。


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 乳鉢の凹み面と乳棒の当たり面のアップ。側面に見られる磨き加工が見られず、おそらく粉砕に適した仕上げだと思われる。乳棒の一部にザラメではなく条痕が見られるが、これが雑な仕上げなのか、それともすりつぶす目的にわざとこういう加工にしてあるのか今一わかりにくい。



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 前に買った木製のとの大きさ比較。今回の石材のが少々大きい。大きさは高校の化学の授業で使った乳鉢と殆ど変わらない印象。


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 早速胡椒粒を潰してみる。大理石の素材からしてもちろん振りかぶって突き崩すのは厳禁だと思うが、強く圧迫を加えながらすり潰すようにすると、確かに木製のよりは潰しやすい。持ち手を振り子のように傾けながら潰すのもよいだろうし、持ち手を傾けず独楽のように回しても十分目的は達成される感じ。圧迫を加える力は木製のと大して違いはないのだろうが、乳棒の重さも相まって効率よく擂り潰しているような感じはする。



 販売元はHarold Import Co.で、略してHICというらしい。これもggってみると米の企業らしい。一番気になっていたのはどこ製かなんだが、案の定アジア製でメイドイン台湾。香港Ebayもggってみたんだけどそこではヒットしなかったのだがどうなんだろ?。台湾あたりだったら直接取引で送料もEbayで下手したら無料とか期待するんだけどなぁ。ただ、検索での当たり具合から想像するに、こういう製品最も需要の大きいインドあたりだとそこらへんに転がっているような石で現地流通してるだろうし、それ以外の国だとまさにヒットしたアメリカやイギリスなどの「ちょっと意識高い系」の消費者ぐらいしか需要がないってことなのかと思う。


 木製の使用感のエントリーをUPした直後、以前見たはずの石を使ってスパイスを擂り潰してチャイを作る動画、おそらくYoutubeで見たはずと視聴履歴を漁ってみたのだが、見当たらなかった。
 こうやっていろいろ購入遍歴をしてみたのだが、一番カネがかからない方法はやっぱり川っぺりにでも行って適当な石っころを拾ってくることなんだろうなとは思う。