ゆるキャン△3#11

 ドライブ組とソロキャン2組とロードバイクで遠出組。うーん、ストーリーとしてのパンチはないけど、こう、なんというか、この作品が目指してた、背伸びしなくても気軽にキャンプやキャンプ要素を楽しむという部分がたくさん見られてなかなかよかったな…。自動車を含む風景の画角とか、自転車が動き始めるシーンとか、絵的にも印象的で、そういう一枚絵としての完成度は今までもあったはずなんだけど、シナリオに引っかかる要素があるとそれが気になって耽溺できなかったりする。

まどめ#12

 くっころがメシマズやドジっ娘、寝るときにぬいぐるみ必須を属性のオンパレードで〆。全体を見渡してみるとやっぱり微妙というか、なんに関しても中途半端な建てつけではあるんだけど、逆につまみ食い的にいろんな要素を拾ってきてそれなりにまとめ上げたとでも言ったらよいのだろうか、生ぬるいけどそこそこ懐の広い作品だったなという印象。主人公は魔王という、なんか裏社会での大ボス的立ち位置についてしまって決して一般性のあるものではないんだけど、小さい頃に孤児で自分で頑張って勉強して知識を得て庶民(大きな城に住んでいても描写されるのは王侯貴族の暮らしではないので)の暮らしを獲得するあたりは、戦後日本で、誰でも頑張れば中流に慣れた日本を彷彿とさせる。結局この作品が疑似新婚生活やホームドラマの形をとっているのは、若者が結構な割合経済的弱者に追いやられている現状、本来なら誰にでも手に入るはずだった生活が、もうこんな夢物語として提示されるのは何か寂しい感じやね。
 今までは経団連や自民盗なんかが、所得の再配分政策で庶民から資本家への富の移動を促し、格差を拡大してきたわけだが、慶応出身の慶応閥が国立大学の学費を爆上げすることを画策してるわけで、拡大した格差がもうひっくり返らないで今の権力構造の固定化を図っており、その上貧乏人は大学への道も閉ざされるとなれば、もう貧乏人は貧乏人のままのたれ地主か無くて、この作品の主人公のような出世もほぼ望めなくなるわけだが、振り返ってみたらまぁ逆転が不可能と思われるような状況でも何をすれば逆転できるのか要所要所にヒントというか、コツみたいなものは描かれていたから、終わってみたらそれなりにうまくまとまってたなというちょっとした驚きはある。 

花野井#11

 ついに二人が一段階段を上ったという話。うーん、男の方が相手から攻撃されてるわけでもないのにやたらつっかかるのは子供やなという感じやけど、ヒロインの助けもあって少しずつ大人になってきてるかも。不穏な雰囲気が少しずつなくなっていくけど、これは仕方がないかな。

WB#11

 タイマン団体戦を終えて学校で話題になり、新たなトラブルが降ってくるけどそれも撃退する話。まぁ前も言ってる通り、モノホンの反社とやりあうシナリオが見たいけど、あと残り2話なんでそれはなさそう。よくある、続きが気になるなら原作を…ENDかなぁ。


Starship、リアブレーキダブルピポット化その後。

 ブレーキ交換して数度買い物に使ってみたが、なんかブレーキの当たりが出たのか、それなりに止まるようになった。意識して握りこめば後輪がロックするぐらいの性能は出たので、あとは自分のコントロール次第。ただ、フロントブレーキの制動力としてちょっと弱くね?という思いもあり、しかし、このスケルトンブレーキをフロントで使ったことはないので判断に困る。
 しかし、Starshipを10年以上乗っておらず、ブレーキパッドが硬化して効きにくくなっていたのは事実だと思うけど、それまで乗っていた自転車についていたのはすべてシマノ製のブレーキであって、強く握らなくても効きすぎるぐらい効くから自然とレバーを弱く握るように習慣化されてしまって、ついそのつもりで軽く握ってカンパは効かない…という風になっていたのかも。

 最初に組み上げた20年ほど前の画像が残ってたからUPするけど、最初は前後シルバーのダブルピポットブレーキを装着してたんだよな…。当時はブラック色がなくて、ブラックが出て交換したのだけども、その時は後シングルのしか出てなくて、でもそんなに効かないというほどでもなかったよなーという記憶が。ただ、もし手に入るもんなら後も黒のデュアルピポットブレーキにしたいとはずっと思っていたのだけども。で、これにていちおうパーツの構成は完成といったところかな。