声優ラジオ#7

 母親からの試練を乗り越えるの巻。いやまぁ声優なり出演作品が嫌なのであれば見なきゃいいだけの話なんで、わざわざ嫌がらせしに来るというのも暇な話だよねー。なので引退阻止のファンが詰めかけるのは見えてはいたけどあくまでファンタジーなので。厳密に言えばたとえ独り言の形をとっていてもメッセージが伝わればアウトなんだけど、母親にしてみりゃ娘が元ファンから引導を突きつけられるという形をとりたかったのだから、逆に応援するファンが多けりゃ認めざるを得んよね…という話。そういう意味ではまぁこんなもんだろうという感じ。
 しかしなんだね、声優に支えられたから…なんてセリフがあったけど、そりゃまぁ声優の果たした役割は決して小さくはないけど、基本彼ら彼女らが演じた作品のシナリオライターの寄与の方が大きいよね…。単体の楽曲演奏や単なる演奏よりオペラが、小説や一枚絵よりは漫画のほうが総合芸術ではあるし、なら昨今のアニメは多数の製作者や関係者が分業して作品を完成させているのだから、声優だけに感動するのはオカシな話なんだけどなー。そのへん声オタなど、それしか見えないファン層って極めてバランス感覚がダメという話で、そういうのは今回の話でも描かれていて、しかしサブカルが一般化してパンピーが大量に流入してる現状、そんな突飛な連中だけがサブカルを鑑賞してるわけでもないんだよなー。

怪異と乙女#7

 失踪事件解決編。まぁこういうのが見たかったんだけど、それでも微妙感が拭えない。オカルトもしくは都市伝説はいろんな要素を取り込んで変化し続けるというのも面白い視点だし、そのへん人の感情にダイナミックに適応してる様子が生き生きとしてはいるんだけど、なら都市伝説は常に風化しているということにもなるし、人によってどう認識されるかも固定化されないよね…。まぁ難しい話だけど、すでにある都市伝説をアレンジしてテキスト化するより、自分が都市伝説を作り出してやるぐらいの気概が欲しいかな…と思わなくもない。

喧嘩独学#7

 元テコンドー選手に再戦を申し込んで、喧嘩を始める話。うーん、自分達の金もうけのために余計なことに首を突っ込んで自滅してるという自業自得感がプンプンするのだけども、そのへんどうなんだろうな?。母親の入院費稼ぎのためにしかたなくという要素も初期の頃は機能してたけど、現状やりたくないけどやらざるを得ない状況というよりは、欲をかいてるように見えてしまうんで、そりゃリスクはデカいし共感も得られにくいよな…という感じだけど、逆にそういう地に足のついてない状況がまさに現代的という感じはする。

バーテンダー#8

 カクテル大会の巻。なんつーか、山崎の回でもそうだったけどサントリー尽くしwww。作品が商標を使うから版権料を払ってるのか、それとも企業が宣伝のため無料で使わせてるかわからんな。カルーアは使わせてもらえなかったようだからなんとも。
 結局ホテルの御曹司は父親のホテルでバーテンダーを続けさせてもらえるらしい。ホテルオーナーとバーテンの二足の草鞋はある程度予想はできたのだけども、ドラマ的にどちらかを二律背反的に選択するようでないと映えないねぇ。

Lv2チート#8

 四人娘に自立の機運高まるの巻。主人公無双で前勇者の問題も片付き再びのんびり生活pっぽい。しかし四人のサブヒロインズも自立ということになれば、食客要素はなくなっちゃうね。というか、なんか異世界のんびり農家っぽくはある。
 タイミング的にはまだ一波乱ありそうだけど、OP映像で表現されてることはだいたい描いてしまったような。

第七王子#8

 暗殺ギルドのメンバーたちが奸計にハマるの巻。領地を乗っ取れるのならギルメンをまず最初に乗っ取れば良いのでは?とか、どうせ主人公が何とかしちゃうんでしょでしかないので、なんでこんなにお涙頂戴に振り切るのか…。なろうにそんなにストーリー性を期待してはいないのだけども、逆にハンコストーリーだとしてもそれを通じて何か訴えたいことがあるんでしょとは思うんで、こんな雑な話にしてやっぱダメやな~という印象。

出来そこ#9

 エルフの隠れ里編が終わり、主人公の保護者がなんか危機に遭ってるらしい話。エルフの子供が癇癪を起して結果的に外部の欲深な人間を桃源郷に招き入れるというストーリーは三文芝居でしかないんだけど、おそらく後半のクライマックスに対する何らかの仕込みっぽいので、様子見が吉だと思う。