天使つき#8

 中二病少女、本当に吸血鬼だったでござるの巻。主人公の周辺にわらわら人街がよってくるという作風なので、これはこれで構わないとは思うんだけど、個人的には中二病のヒトのほうがよかったのでは…という感じ。彼女自身あこがれてるものがあるという設定だけど、地震が吸血鬼なのだから中二病になる必然性が無い…。っつーわけで、なんか今回で一気にグダグダ感が増したような気が。

怪獣8号#6

 新人の初出陣の巻。訓練の様子は前回で必要十分と思うのだけども、最初の実戦ではフツー補助的な役割を受け持たされるのでは?。だいたい新人におつきの古株が、新人の予期せぬ行動のためになんらかの目をかけておくものだったりするしな…。まぁストーリー上そういうOJT要素はすっ飛ばして話の本筋をスピーディーに進める必要があるからわかりはするけど、組織としてのリアリティが感じられなくて違和感が残ったとかそんなの。


となりの妖怪#7

 メインキャラの関係性いろいろ。シナリオは物足りないことこの上ないんだけど、作風からしてのんびり系だしこれはこれでいいのかもとは思うが、やっぱり妖怪が妖怪として人と区別される必然性が感じられなくて困る。もともと共生社会が完成されてる状態だと思うんで、異種間交流とかの要素がなく、個人と個人の関係性のドラマであって、なんで片方なり両方が妖怪出なくちゃならないのか、フツーに人間同士でいいジャン…みたいな。

ささ恋#6

 ネコが恋愛を意識しだして両想いになる話。うーん、なんかこれも百合である特色を生かしきれてないのかなという感じ。男と女なら両者の間に距離を取らねばならず、女同士だから絶えずべったりくっつきあって会話シーンを作れるってことのような気が。まぁ別に恋愛モノとして話がオカシイということはないから、読者は誰に感情移入してもよいという自由さはあるかも。