神拾2#9

 ヒロインの魔法学園入学、ご学友様ゲットの巻。いつもの通り優しい世界。主人公がきっかけを作ってくれたのをヒロインが察してチャンスをものにする…あたり以外はありきたりなシナリオ。視聴しててストレスがほぼないから流していられるのが救いかなぁ。

虚構推理#21

 子供たちに自分の犯罪を証明して見せろ…の続き。なんか子供たちが次々と自分の犯罪計画を吐露し始めてポカーンだった。というか、そういう展開でもなければこの話自体どこをどーすりゃ面白くなるの?とは思ってたから割と納得した。子供たちの計画は未遂だったんだけど、乗り合わせた関係者全員が共犯関係のオリエント急行殺人事件っぽいなとは思ったな。
 お孫ちゃんご不満のようだけど、かなりクローズアップされてるのでドラマを動かす鍵のようで、どうかかわる形になるのか予想が難しいな。まぁそんなわけで、結構楽しんでる。今期はどのエピソードもハズレはなさそうなかんじやね。

便利屋斎藤#9

 前回のヒキでジジイが死んだという衝撃の展開だったけど、今回あっけなく生き返ってて草。しかもまだシリアス展開寄りになりそうな雰囲気。観客にウケようと受けまいとひたすら我が道を行くスタイルのお笑いコント…のような雰囲気。いやまぁ別に観客を置いてけぼりというのはそういうスタイルな演技でしかなくて、ちゃんと観客の感情をコントロールしてるのはわかるし、読者の予想を振り回す(お約束になると見せかけて、そのままお約束の実行をしたり期待を裏切ったりして引っ掻き回すタイプの)というのはオムニバススタイルということでもわかるんで、これがダメだってワケでもなく、あくまでこの世界観を受け入れたうえでは十分楽しんでるんだけど、ディスコミュニケーションがウリということなので視聴してて疲れるんだよね。コメディとしての出来がイイとか悪いとかの問題ではなくて、好みの問題。

D4DJ2#9

 合宿の成果を受けての結果発表会。うーん、今回も納得の出来だったな。共感覚ちゃんのルーツとモチベーションの解決になったし、女子高生ユニットの讃美歌要素とクールでスタイリッシュという特色が上手くミックスされた曲とビジュアルだったし、コラボというよりシナジー効果が発揮された結果という感じになっていてまぁよー出来てるんじゃね?という評価。共感覚ちゃんはその前の「かわいい」方向性に納得してなかったので、それを乗り越えた…という構成にもなっていて自分らしさと今までのスタイルからの脱却の両方も果たせてたという形になってたのもグッド。曲自体はありふれたものだったけど、彼女たちの物語と重ねると魅力も増してたね。
 映像も意味ありげで、プラネタリウムの投影装置(おそらく買えば一台数億はするもの)を借りての演出で、各種星雲をモチーフとした映像もハマってたし、曲の最後で出てくるプレイアデス星団は若い星の集まりなので、彼女たちと重ねてるんだろうなという要素もなかなか。しかし、元のステージ未だに直ってないんだね…。