モンスターの正体明らかに。
どうも関係ない話で申し訳ないのだが、この感想を書くまでにアニメ視聴が約3ヶ月止まってた。視聴は見たいときに見るスタイルで、基本書き溜めしておいて一日一話づゝUPするスタイルだからまぁそのへんどうでも良い話でもあるわけなんだが、ちょっと自分でもこれは長期間の空白だなという。で、この第14話を視聴してみると、これ一遍見てるというのを思い出した。というか過去二度視聴してる。で、これまた思い出したのは最初に視聴したときに感想に困ってたような気がする。で、二度目を視聴しても今一考えがまとまらず、それで自分で感想を書くのにハードル的な何かを感じてアニメ視聴を拒絶していたという感じだろう。正直アニメを視聴して自分なりの考えがまとまらなくても、先に進めばもしかすると該当話の意味が後からわかるかもしれないし、別にわからなくても構わないやと思うことが大半ではあり、別にそれで問題ないと考えてもいるんだが、今回はおそらくそれでは済まない何らかのものがこの話にあったのかもしれない。
で、久しぶりに視聴してみてやはりわからないことも多いのだが、自分なりに考えついたのは、
- チルチルはミチルを救いたいとずっと思っていたが今まで同じことの繰り返しで救えない状態が続いてもどかしく感じていた。
- そこにケイ&春埼登場。このカップルが自分たちの世界に来た他の人間とは違うなにかをチルチルは感じる。
- チルチルはケイ達に試練を与え、ケイはその試練を乗り越えてミチルの“真の世界”を探り当てる。
- チルチルは彼とミチルの関係がケイと春埼の関係と相似形であると考え、おそらく春埼を救ったであろうケイとそれに対して何かを感じているであろう春埼を分離してそれぞれ内面を試す。
- チルチルはおそらく春埼を試すことによって春埼からミチルをどうしたら救えるのかという答えらしきものを得る。
- ケイがチルチルに協力を申し出るのだが、おそらくチルチルは春埼から得た答えから、ケイが春埼を救ったことに確信を持ち、ミチルを救うことゝいう問題を共有もできてケイに協力することにする。
ちょっといろんなところまで考えを及ぼしているわけでもないのでこれが答えというつもりは毛頭ないが、現段階ではこのような経緯だと判断した。
この作品、キャラのセリフが哲学的でそれが単体で視聴者に対する問いかけとしても完結しているものが多く、それが物語に二重三重で意味付けがされていたり、なんかのヒントにもなっていて、かつムダも少ない印象。かといってセリフのすべてに気を払って視聴するのもかなり疲れるので、自然とつまみ食いするという態度になってしまわざるを得ないんだが、それが惜しいとも思うし付き合いきれないとも思う。もっと気力の充実しているときに視聴すれば得られるものも多いと思うんだけど、自分の状態をコントロールできるわけでもないし、大してコントロールしようとも思わないんだよな。なにかとめんどくさがる歳になってしまったというか。