日本酒もワインも忘れてたんじゃなくて、必要性を感じてなかったゞけでは?。
グループキャンプで大団円への巻。車三杯分の荷物だから、豪勢だよな。自分が考えているのはやはりソロキャンプで、ロードバイクに積める程度の荷物を想定しているからこんな贅沢な夕飯はできそうもないんだけど、この作品で提示されているキャンプは安く泊るというのが目的ではないだろうから、というかむしろアウトドアを存分に満喫する提案としてはこれ以上はないというもの。とはいえ、和風おでんから洋風おでん、それからチーズパスタという流れはわざわざ鍋を洗わずに具材を追加するだけで、他の料理をするときのような手間が別に必要ではないから、これはこれで荷物と手間を省略できるものになっている。
やはり細やかに失敗させているとか、選択肢を豊富に用意しているとか今までの構造は変わっておらず、それがシナリオとして読者を退屈させないものになっているというのはうまいね。
