生スパゲッティ届く。

 先日フェットチーネで述べていたところの生スパゲッティが届いたので早速調理。



 外観は中華そば(ラーメン)の麺みたい。

 茹で上がり。茹で時間は90秒から120秒ということで、なにやら乾素麺ぐらい短い。茹でる湯は推奨量より多くしたが、90秒では麺を投入して湯温が下がり、再沸騰するかしないかのうちに取り出さなければならない。もっと茹でたいところではあるが、いわゆるアルデンテにしたいというのもあってそのへん難しい。

 ペヽ゜ロンチーノにする。ちなみに自分はにんにくを使わず、その代わりとしてネギを使う。輪切り唐辛子は多めに。


 うーん、なんか微妙だな。麺の中心部の硬さは自分的に丁度よいので茹で時間自体は間違ってないと思う。しかし、麺の表面が乾麺をゆでたのに比べるといやにべたつく感じ。麺の味はまぁ確かにスパゲッティのそれであって、中華そばではないんだけど、いちおう購入先の説明ではデュラムセモリナ100%なのに、食感はやはり中華そばに近い。自分はそもそも本場イタリアでの生パスタというものがどんなものか知らないので、これがその本場そのものかそれに近いものなのかさっぱりわからないというのが判断に困るところ。
 正直なところ、生まれてこのかた乾スパゲッティを茹でたものしか食べてこなかったので、おそらくそれが自分にとってのスパゲッティと刷り込まれていると思うのだが、自分的には乾スパゲッティをうまく茹でたものゝほうが弾力があって生パスタを買う必然性はそれほどないかなとは思った。生パスタは表面がにちゃにちゃする感じがあって、食べ慣れた乾麺をゆでたものゝ歯ごたえのほうが好ましいとすら思う。生パスタは800g500円(セール期間が終わって800g1000円になってる)、乾燥パスタは500g92円と、もう勝負にならない感じ。もしかするとちゃんとしてパスタ屋で生パスタを食うと違うのかもしれないが、少なくとも生麺を自分で買って調理するんだったら、断然乾麺を使うほうがコストパフォーマンスに優れているとしか。
 もしかすると茹でかたで化けるかもしれない。今度はもっとゆでるときに火力を上げるとかしてみるが、それでも劇的に変化はしないとは思う。