彼女がフラグをおられたら 第9話

 なんか唐突だな。
 菜波の妹が助けられて王国の客となった主人公がいろいろ明かされるんだけど、世界の謎と関連する割には今一スケールが小さい感じ。まさか世界の謎もスケールが小さいとは思えないが、主人公の覚悟を問う場面でうろたえる様子を、あまりの重たさに仕方がないと思うか、やっぱ覚悟が足りないと見るかで評価は分かれそう。割と主人公の過去が詳細に語られていなかったように思うので、そのへんはちょっと自分的には減点なのだが、展開次第でその理由がわかるかもしれずでなんとも。
 おとぎ話で語られる旗がどう考えても象徴のような気がするので、それをフラグ立てのフラグと同等に扱っているのかもと思うとそれも困惑。旗がモチーフということではあるので仕方が無いとは思うのだが、今後の処理に期待といったところか。まぁあと3話で世界の謎に辿りついて、自分の運命や世界をどうこうするって話に持っていくにはどう考えても尺が足りないので、なんかもったいないというか。