遅くなるからと言ってあっても徹夜はないんじゃね?。
うーん、これはこれでなんか面白いとは感じた。要するにオタク特性に対してのアイロニーを売りにしてるのね。とはいえ、やはりありえない設定や状況で、視聴者の劣情を煽るスタイルってのは、あざといというか、やはり心の中ではちょっとバカにしてるんじゃね?とは思う。
主人公がイノセントなのはともかく、加藤は加藤で知っていることは十分すぎるほど知っているという感じで、なんつーか、存在感が薄いというのを自覚していて火遊びをしてみたいというスタンスに見える。ほんでもってそれこそがありえないオタクのドリーム全開ってところで、但しそれが臆面もなく突き抜けているからこそ一定の評価を得ているんだろうなと思ってみたり。
しかし、実際にそういう世代ではないからわかんないといえばそうなんだけど、この作品である「オタク」が「学生運動」に置き換えると、おそらく全共闘世代も同じような構造に*1あったのかもという気がする。