輪るピングドラム 第2話

 結構エロさも詰め込んでるんだな。
 ペンギン帽が入手させようとしているピングドラムだが、運命に関しての何かなんだろうか?。高倉兄弟は運命は信じないと言っているが、彼らは実際には状況に流されるだけであり、荻野目は運命はあると言いながら、運命とやらが成就するように自分で積極的に行動しているところからすると、荻野目のそういうポジティヴな態度というか、実行力をさしているんだろうかと思う。荻野目の名前であるところの苹果は、わざわざ日本語の林檎ではなく中国語表記で、読みが「ピングォ」と、ピングドラムと一致させているのが帰属を意識させているというか。
 ヒロインと思われる苹果が作中で言うところのストーカーということで、ヌルいアニメではなくなったわけだが、そのへんの緊張感の持って行きかたは意識を引きつけられた。