新世界より 第13話

 いなくなった守を探し当てるが、守が消される標的になっていると聞かされてどうするか迷う面々といった様相。瞬がその賢さゆえに消された(自ら消えることを選んだ)のと対照的だが、臆病だから心の闇が深くて悪鬼になるとかそういう判断なのかも。とはいえ、守という名が与えられている以上、彼が組織の存立のためには重要で守らなければならない存在か、もしくは、守られるべき存在と見せかけて彼自身が何かを守る存在であるとか、まぁそういう物語上そんな役割が与えられているからこその名だとは思うんだよね。普通に考えて、前回に早季が弱いものを守べきだの言われてたから、早季に与えられた試練と考えるのが自然だと思う。まぁこの危機をどのように彼女(達というよりは早季自身)が乗り越えるかを見るのが正しい視聴ポイントかと。あと、記憶操作がどのように施されているのか明かされるのか?。そのへんの理屈付けは尻尾が出そうだから、具体的には示さないとは思うけど。
 しかし、これは社会に対する問題提起というよりも、パニック映画というか、どのように危機を乗り越えるかの成長物語なのかも。いや、現時点ではあまり方向性が見えているわけでもないんだけどね。