甘城ブリリアントパーク 第10話

 なんか順調だが、今一目標達成には厳しいという設定。
 うーん、正直なんで今までの努力で観客数が増えてくるのかよくわからん。スタッフの努力より、情宣のほうが効果があって、そのために広告費というのがバカにならないと思うんだけど、まぁそのへん、やっぱり現場の奮闘でどうにかなりますよという結論なんだろうな。実際に遊園地に行った客が口コミで評判を伝えて人気が出るようになるのは結構時間を要するし、そういうのを再現してしまうわけにもいかんだろう。
 今の今になってラティファの呪いの話や可児江の過去話を入れられてもといった感が自分には強い。ミスというほどでもないけど、遊園地再建の動機としてもうちょっと前でもよかったろうし、ラティファと可児江の繋がりがそれほど深まってもいなさそうなこのタイミングだと無理やり物語をドライヴさせようとしているように見えてしまう。呪いについても何のメタファーかわかりにくいし、なんかもっと直球に仕立て上げてもよかったのでは?とすら思う。いやまぁ退屈もしないし、出来が悪いというわけでもないけど、何を好きこのんでズれようとするのか、それがイケてるとでも思っているのかちょっと不可解。