うーん、濡れ場がやっぱ今一。
今回はアイドルで両性具有のルンのお話。今までの顔出しが少なかったから、ちょっと印象が薄かったんだけど言いたいことはなんとなくわかるような気はする。ルンが苦しがって発光しだしたときは脱皮なんだろうなとは思っていたが、分離だとはちょっと思いつかなかったな。手の内は晒されていたので予想できていてもおかしくはなかったのだが。
まぁルンが想いを表出したから、彼女が精神的に大人になった（私の気持ちを慮ってくれというクレクレ厨でなく、自分が欲しいものは自分が努力して手に入れるべき）という徴としての第三次性徴なんだろうと思うのだが、今回はなんかそれだけって感じでちょっと物足りない。芽亜とモヽのやりとりもそれなりに意味はあるんだけど、これは何とでも言わしめることができるし、モノローグなり台詞でバッチリ説明していてちょっと工夫が足りないというか。
折り返し地点なんだけど、なんかハーレム計画の要所にあまり触れないと胸に迫ってくるものがない。そこらへん、足踏み局面はあってかまわないんだけど、ちはやふるの翌日だからなぁ。ちはやは直球で行間はスカスカ、大してこのToLoveるはストーリーラインは平凡で行間がみっちりという対極にあるものなので、もうちょっと行間で勝負して欲しいなといったところ。誤読もするだろうし、神経を擦り減らすけどね…。
