甘城ブリリアントパーク 第12話

 え、続くの?。
 いゝ最終回だったじゃん。いや、ホント次号予告を聞いても次に何をやるのかわかんない。とはいえ、こういう営業は目標を達成したらそれで終わりってわけじゃないので、この状態の継続もしくはそれだけだとワンパターンになってしまうわけで、なにか新機軸も織り込んでいかなくてはという意味では確かに現代的。
 しかし、展開としてはギリギリで達成というパターンで、視聴している身としては「どうせ目標を達成するんだから」、「じゃぁその最后の一手はどうくるか」といった見方になっており、それなりに楽しみ方はあったというか。いやなんかね、50万人の動員数を稼ぐっていっても、一人二人で線を引くべきものでもないとは思うんだよね。まぁ売り上げは放棄してるんだし、とはいえ、そういうキッチリした数字あってこその達成感だから、そのへんおろそかにしてちゃぁダメだワナ、物語としては。
 従業員がコネを利用してというのは遊園地の魅力としてどうなんかな?と思わなくもないが、実際の営業もそういう部分はあって、いや、それも営業としてどうなんかなと思うのではあるが、サッカーの試合会場提供で崩れてしまってるしな。しかし、よくわからんのだが、もしかしてまたこれからの一年で50万人獲得ってことなんかな。それだと本気で利益とか考えなくちゃならないと思うんだけど。
 こう見ている分には退屈もしないし、ドラマとしてのまとまりも感じられるんだけど、物語としてのメッセージ性がどこにあるのかわからんな。人を楽しませることの意義だとか、そういうのがラティファにかけられた呪いという形、妖精たちの生き方などの設定に現れていると思ったんだが、呪いに関しては通り一遍の説明だけであんまり深く掘り下げているようにも感じられなかったし*1な。まぁそのへん次の最終回あたりを見て判断するしかないのかも。

*1:題材は現代にしても全体を昔話の構造で組み立てゝいるのにはそれ相応の理由があるハズ