俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 第6話

 ジョジョネタってのがたんなる口実になってしまってるね。
 うーん、高校生の青くて甘ったるい主張なんだけど、なんか胸にクるねぇ。なんでだろ?。夏川妹が人をバカにする描写もえーくんがそれに抵抗するのも、おそらく現実だったら見苦しい場面だろうに、視聴者として眺めて頭の片隅でそういうのを考えながらもなんか心が動かされる。なんかこの話の流れ自体が「(中二病を)バカにするな」というものになっていて、そういうのに沿った心の動きをしてしまっているんだろうか?。
 秋篠がメムバー入りする様子も、彼女の履歴からするとわかりはするが、なんか不自然で、しかし、彼女に対する真涼と千和のかけあいが絶妙で、これまたその不自然さを感じさせにくゝしているように思える。いや、千和とえーくんの絆の自然さからすると、真涼は二番手となってもよさそうなんだが、いくら千和とえーくんのエピソードが強固なものだとしても、話を動かしているのは真涼なんだなと思った次第。
 真涼がスウェーデンの実家に帰るのを拒否してからの彼女の表情の描写がスッキリしているように見えた。ちょっと前回の話をチェックしてみたんだけど、特に描き分けがされているようにも思えないんだよ。動画もかなりの枚数を複数の人間で分担して描いている(このシーン、もしくは真涼だけ一人だけが担当するってことも考えられるが)と考えると、そんな芸当が出来るんだろうか?と思ってみたり。真涼のわだかまりが解けて、それが顔色に表れたと自分のほうで忖度して、そのように見てしまってるのかな。まぁ描き分けをしてるんだったら、それがまた自然で驚くしかないのだが。
 4人目のヒロイン登場。確かに折り返し地点だから、そろそろ揃っていないと4人のバトルロワイヤルが展開しないわけで、あゝなるほどゝいったところか。しかしそれまで対立していたであろう風紀委員とは予想もしなかったな。
 なんか不思議な作品だな。目新しいことをやってるわけでもないし、ドンくさい話なんだけど、視聴し始めたら持っていかれるといった感じ。しかもその魅力が自分にもよくわかっていないという。