LAST EXILE 第6話

 やっぱストーリーが安定してきたね。クラウスがヴァンシップを借りてまでってのは彼がアルヴィスを守りたいという思いの末の決断なんだろうね。そういやクラウスが人殺しを嫌うとかそんなのがあったような気がするんだけど、何時だったっけか?。ラヴィが我を忘れて号泣してたけど、これもストレスを感じなかったな。よく思い出せないんだけど、最初視聴したときはこんなときに感情が昂ぶってヒステリーかよみたいなことを考えていたとしてもおかしくない。
 ディーオの本格登場。銀ファムでも出てきてたんだけど、実は銀ファムに登場してたことで彼が人気キャラだったというのがわかったぐらいだ。自分は彼が勝ち抜きの一人だってことがわかるまでどうでもよいキャラで、ルシオラとの別れで盛り上がっても今一胸に沁み込みにくいと感じていたぐらい。このごろはあんまり薄い本には興味が全くなかった頃なんだけど、おそらくディーオとルシオラでたくさん作られたに違いないのだ。
 クラウスあたりが今一若すぎて女性層のマスコットゝしても機能しにくいながら、アレックスとディーオで惹きつけていたんだろうね。で、タチアナはキャリアウーマンに憧れを抱く層、ソフィア姫は男を支えることに喜びを感じる層として、女性が自己投影しやすいキャラ作りになってる。男からみるとラヴィは気安く付き合えそうなんだけど扱いにくそうな印象を受けるので、メインヒロインとはいえ、実はこれは女性層がラヴィ視点でこの作品を視聴するとしっくりくるんじゃないかと思ったりする。ラヴィを愛でるんじゃなくて、ラヴィの目を通じて男キャラを愛でるのが正しい視聴方法のような気がした。